秋 ら・ら・ら
花野
鹿の花妻（しかのはなつま）
萩の花の異称
万葉集に一番多く出てくる花は「梅」
次がこの「萩」
草かんむりに秋という字は造語だそうです。
秋を代表した花なんですね。
でも、歌にたくさん詠まれているわりに、それほど美しいとは思えない・・・。
雨にぬれてうなだれている姿が、若い女性が涙をいっぱいためてうなだれている風にも見る人から見れば見えるらしいのですね。
花を旅する 栗田 勇著より
最近目にした著書ですが、幸田文さんが「番茶菓子」という随筆集で「雨の萩」という話を書いています。
門から玄関へ入ってくる敷石道のうえに、秋の長雨で、ずっと植えた萩花が正体もなく突っ伏して道がなくなっている。
着物を着た、中年でじみでおしゃれな女性の客人が訪れると、萩の花を散らさないでどうやって道を通るか。
するとその方は、そこで、蛇の目を広げて横にして、車のように回して、萩の花を押しもどしながら、自分はしおしおと濡れながら、敷石を一歩一歩静かに歩を運んで、萩を生かしてくる。
雨にぬれて伏せた萩と蛇の目と足の運びの美しさ、お父さんの幸田露伴が
「おしゃれはそこだろうね」
といった。
いかにも昔から萩への思いが生きているような気がします。
萩の露 こぼさじと祈る をんなかな 幸田露伴
秋の花、萩ですがセクシュアルな魅力・おくゆかしい乱れの色気とでもいいましょうか。
ふふふ・・・今度、萩の花を見かけて、この花に色気を感じるようでしたら、歌人になれますよ！！
今日の私の小さな幸せ
勝った、負けたと毎日、毎日
「鯉のから騒ぎ」
をしています。
そんなカープのせい！
気温が高いせい！
我が家の、ビールの消費量が減りません。
萩の花、こちらでも咲いてます。
私は、結構好きですよ。
っていうか、近くでまじまじと見たことないんですよね。
道路から見えるのを見てるだけなんで。
キレイな色だし、いいなぁ～って思って。
持って帰っちゃダメなんだよねぇ…とか思いながらね（苦笑）
コスモスは、ようやく１輪…って感じです。
秋らしいしっとりした風情。
幸田文さん、わたしも大好きです。
この女性のお話も素敵ですね。
見た目だけでなく、心映えの美しさも匂ってくるような女性に、わたしもなりたいです。
ほんと秋ですねえ。
この写真を見てると癒されます。
質問
今まで撮ったすてきな写真はCDなどに全部保存してあるのですか？
少し寂しげな季節秋が大好きです
あれから一年かぁ・・・
早いね、一年って。
年々、時の流れって早まってます。
連休はゆっくりできましたか？
九州は雨のようでしたが。
うら寂しいはずの季節の変わり目ですけど
色 いろいろのお写真を目にすると
気持ちが あたたかくなりますね
すすきのまわりが メルヘンになっていますよ
萩の花 お寺さんでよく見かけます
確かに 色気はちょっと・・・
こんばんは。
ことえさん、「萩」は山口の素敵な町。
ことえさんが好きなはずですよ。（笑）
今日はこちらは一日雨でした。
山口はいかがでしたか？
台風が気になりますね。
それてくれるといいのですね～。
こんばんは。
こんな和服が似合うしっとりとした女性。
女性でもあこがれますね。
アンジーさんも幸田文さん、お好きなんですね。
わたしも。
「季節のかたみ」
という本を時々開いています。
こんばんは。
私への質問、年齢以外なら何でもお答えします。（笑）
写真は、外付けのHDに保存しています。
そよ風さん、ここだけの話ね。
いつか、本当にいつかのことですが・・・。
今、文章講座で書いている宿題で先生に
「面白い」
って言ってもらえた文章に私の撮った写真を載せた本が作れたらいいな～と思っています。
そよ風さん曰く、
「願えば叶う！！」
となればいいのですが。（笑）
こんばんは。
フクさんは、ひょっとしたら
「春」より「秋」
がお好きなんですね。
今から、涼しくなりますし、食べるものも美味しいですしね。
渓谷の写真、見させていただきましたよ。
少し早い秋を堪能されましたね。