ハナズオウ。今年はいつになく花がよくついています。
ところで猫、飼っていらっしゃいます?
猫、お好きですか?
私は母親が動物が苦手だったので、悲しいかな犬も猫もいまだに飼った事がないんです。
今日はこの一句から
うらやまし 思い切る時 猫の恋 越智越人
この句の解釈は
猫はこの時期になるとさかんに恋の行動を繰り返す。
でも、ある時期になるとぴたっと止まる、何事もなかったように。
人間の思い切りの悪さに比べて、その潔さがうらやましいという意。
今朝のNHKの俳句でこの句が紹介されていたのですが、選者の矢島渚男さんは
やっと苦しい恋を思い切ったのに、猫を見ると恋をしているというような解釈もできると言われていました。
俳句も、詩も、小説も音楽も、作者の手を離れると受け手のもの。
その人、その人の感性によって自分なりに解釈する。
だから、いいんですね。解答が1つじゃないのが。
川崎洋さんの詩「たんぽぽ」が、二年生の教科書につかわれたそうです。
たんぽぽ
たんぽぽが
たくさん とんで いく
ひとつ ひとつ
みんな 名まえが あるんだ
おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
川に おちるな 「しかられた神さまより」
この詩の「おーい」という言葉について、川崎さんのところに長野県の小学生から質問の手紙がきたんですって。
「おーい」はだれがいったかという質問。
黄色いタンポポという人、そこにいた人がいったという意見にわかれてわからなくなったというのです。
それに対しての、川崎さんの返事。
○○○○○先生と2年生のみなさんへ
お手紙を読みました。
さっそくご返事を書きます。
4+4=8で、正解は8一つです。
7や9は間違いということになります。
詩のばあいは正解が一つではありません。
詩を読んだ人が想像したことが正解です。
それが、算数と詩のちがいです。
この「たんぽぽ」の詩でも、おーいと言ったのは、黄色いタンポポ、わた毛、木、お日さま、川、そこにいた人、川崎 洋さん、みんな正解です。
たまたまそこに、ほかの星から飛んできた玉虫くらいの小さな宇宙船と考える人もいるでしょう。
空の雲が言ったかもしれません。
それが詩を読む楽しさの一つでもあります。
同じ音楽でも、それを聞いてとても楽しいを感じる人と、どこか少しさびしいと感じる人もいるでしょう。
人それぞれなのです。
そういうことを考えながら、わたしはこの詩を書きました。
そういうお互いの正解を大事にしてください。
くり返しますが、詩には算数のように正解が一つというものではありません。
それと、ぜひ先生にお願いしたいのですが、この詩を試験に出したりして欲しくないのです。
わたしの詩が試験というかたちで生徒さんたちを苦しめると思うと、いても立ってもいられません。
以上、とりあえずご返事まで。 川崎 洋
詩にさそわれて 水内喜久雄著より
よく試験で「作者の言いたいことをのべよ」という問題が出たのを思い出しますね。
氷がとけたら何になる?
春になる!
これを正解といえる先生は今はいるのでしょうかね。
今日の私の小さな幸せ
寅さんアンコール第1位 映画「男はつらいよ」を観ました。
第1回が1位だったんですね。
倍賞千恵子さんも前田吟さんも若いです。
その時は、その後ずっと続くとは誰も思わなかったのでしょうね。
何箇所も泣いてしまいました。
以前、テレビで歌舞伎町の猫を追い続けていました。
日本テレビでしたが、まさか得意の捏造じゃないよね(笑)
カープの新打線には驚きましたね。佐々岡の同点タイムリーまでは良かったのですが、カープの春はまだ遠いようです。
♪春よ来い 早く来い(鯉)
詩は読む人の、受け取り方で変わりますね~
あの人と、この人で違っていることは、よくあることです。それが詩の良さだと思います。
猫は、大好きなんです!でも夫は嫌いで、家で
飼うことはできないでいます。
親戚に猫がいて、その猫に会いたいので、出かけますよ~。
「私」とは、私だけのものという意味で、「死」とは[感情の死]という意味です。
詩を書くと自分の存在が確認できるんですね。
ですから、詩の解釈は読む人によって違っていていいんですよ。
久しぶりに勝ちゃいましたよ~!!!
もうず~っと負けるんじゃないかと心配してました。
でも昨日はアップ遅かったですね。
ま、また、入院?と思ってしまいましたよ。(笑)
前は、カープは鯉のぼりの季節まではぶっちぎりで強かったんですけどね。(笑)
家族がみんな猫好きだったり、犬好きだったりするといいですよね。
家の中にペットがいるだけで癒されるそうですね。
ふふふ・・親戚の猫ちゃんに会いにでかけるんですか。そんなファンがいる猫ちゃんはとっても幸せものですね。(笑)
私は死。深いですね~。
詩を読むのは大好きなんですが、何せ読解力がまるでないので、複雑な表現だととても自分なりに理解することができません。
解説本などを読み、は~なるほどと思います。
上のタンポポの詩でさえも、本当誰がお~いって言ったんだろうって思ったくらいです。
恥ずかしながら、二年生よりひどいかもしれません。(笑)
でもやっぱり詩が好きなのでこれからも沢山読んでみようと思います。
齢を重ねるごとに、この作品の深みが分かってきて、益々好きになるんですよねぇ。忘れていた感覚を思い出させてくれたり、考えさせられたり。8月にシリーズの放映が再開されましたら、寅さんネタを日記にアップします。また当ブログにお越しください。
人はいつ頃から自分を忘れて「人と同じ」であることに安らぎを見出したのでしょうね。
自分で感じる世界は、自分だけの大切な世界のはずなのに、人と比べて優劣を気にしたり、順番をつけたがりますから、困りもんだと反省している日々です。
うちの愛犬は自由に眠り、餌をたべ、寝そべって過ごしています。
つまらない「こだわり」とは無縁なところが癒し犬ってとこでしょうか。(笑)
昨日、寅さんを観ながら、ファッションや車や電気製品等をなつかしく思い出しました。
さくらさんとひろしさんはああいう風にして結婚したんですね。
そして、寅さんの最初の失恋がお寺のお嬢さんだったんですね。
はじめて知りました。
8月からの放送が又楽しみです。
マンセルさんのアップも楽しみにしています。