竜胆(りんどう)
リンドウの球根はすごく苦い。
竜の胆より苦い。
それで、「りゅうたん」と呼ばれていたのが、いつの間にかリンドウになったとか。
花言葉は
「悲しんでいるあなたを愛する」
菊姫と景勝の二人みたい。
さあ、行きま~す。
「将軍誕生」
兼続は、土地の開墾に余念がありません。
でも、財力がないって厳しいわね~。
竹松は、やはり体調が思わしくありません。
こういう時は、母親じゃないとダメなんですね。
荒い息をしながら、うわごとで母親を呼びます。
菊姫は、何もかも見越した上で、お船を米沢に帰るようにいいつけます。
「これはわが命である。ゆけ!!」
あ~いいなあ、この二人の関係も。
が、彼女も体調が悪い?
竹松、本当に苦しそうだわ。
子どもが病気をすると、親は自分を責めます。
代われるものなら代わってあげたいと思います。(大きくなると、そう思わなくなるが)
冬が越せるのか貧乏上杉。
景勝は、貧しくて上洛できないので、寒さこらえて手紙を奥方に書いています。
その奥方、あ~やっぱり顔色が悪いと思ったら、吐血しました。
口紅を塗り忘れていたのではなかった。
さて、家康は江戸に幕府を開き、征夷大将軍になります。
景勝と兼続は、将軍宣下を祝うため、江戸に向かいます。
行きたくはないのだけど、領地をまもるためにも、行かなくてはなりません。
生きることを選択する兼続。
太閤殿下に対する忠義はどうしたと兄にせまる与七。
意見が対立します。
(これは来週の伏線ですね)
天下について、兼続が景勝に語るシーンがあります。
兼続は、
ともに土にまみれ石運びなどをしていると、万民の営みこそが天下ではないかと。
民のために何がができるかこそが大事なのではないかと。
いい言葉だったので、太字にしてみました。
そんなところに、菊姫が倒れたとの報せが入ります。
行けば、謀反とみなされる恐れがあるが、危険をおかしても会いにいく景勝。
菊姫、息絶え絶えに
側室をもてと景勝に訴えます。
愛する殿の子どもが産めずに、病に倒れた菊姫の心中は、さぞや辛かったことと思います。
菊姫を愛する景勝は、
「養子をむかえるつもり」
と答えます。
女としては嬉しい言葉だけど、菊姫は、心を鬼にして
「徳川にたてつき、困窮にあえぎ、いつ滅ぼされてもおかしくない今の上杉に、養子などくるはずもない。
側室をむかえてください」
「そなたの覚悟、しかとわかった!」
「それでこそ、菊がおしたいした人です」
辛いね~ここの二人のシーンは。
さてさて、京に景勝が向かったことで、逆心ありと詮議される兼続。
奥方のお見舞いに言ったといっても、信じてもらえない兼続。
ありえん!!
と言う、家康に向って
それが上杉!
君臣、親しく、夫婦、睦まじく、親子の絆強くあることこそ、国の礎。
家康さん、天下を治めるつもりなら、このことを頭に入れとけよな~
みたいな。
やっぱり、兼続、弁がたつわね~。
そして、菊姫は兼続あての文を残して、この世を去ります。
うらんだこともあったが、あなたの大事なものを長い間さしだしてくれてありがとう。
あと、殿をお願いします。
あ~今日は、菊姫の覚悟に泣かされました。
この役、比嘉愛未さんにぴったりでしたね。
今日の私の小さな幸せ
加藤和彦&坂崎幸之助-イムジン河@サマピつま恋,9/20/09
この映像、一ヵ月前ですね~。
人の命って、わからない。
御冥福をお祈りします。