アブチロン・ストリアツム
ストリアツムっていうのは線が入ってるのを言うみたいですね。
ストリアツム自体は、「線条体」って言って、脳で直観がはたらくところとか。
さて、先日は、緒方選手の引退で泣き、今日は、「天地人」(録画)を観て泣かされました。
「上杉の生きる道」
やはり戦いに負けるというのは、こういうことなんですね。
石高が4分の1になったが、家臣を手放さない。
文字だけでは、そうなんだ~兼続ってすごいな!
ですが、やはりその生活を一つ一つみていくと、その時、やりくりがどれだけ大変だったかっていうのがよくわかりますね。
重役である兼続でさえ、1軒に3世帯が住まなくてはならないわけで、明日の食べるものもままならない。
兼続パパの若い奥様、久し振りの登場。
同居となると、与七嫁が気になるようです。
しかし、惣右衛門さん、相変わらずお優しい。
ちび与六ちゃんと、今度の兼続ジュニアの竹松君、どこか雰囲気が違うなと思ったら、ジュニアは、前髪を全部あげてるんですね。
父を尊敬し、直江家を継ぐ気満々です。
養子をとることで、お家を守った兼続は、胸が痛みます。
そのことを惣右衛門パパに打ち明けます。
今日は、惣右衛門パパの回想シーンがやたら多い。
え~もしかして、もしかして。
嫌な予感がするが・・・。
さ~いよいよ兼続指揮のもと、国づくりが始まります。
やはりそこで頼りになるのが、小姓時代一緒に育った仲間。
今回も、桜井さんが自分が開墾地に行くと名乗り出てくれました。
刀を鍬に持ち帰るのは、やはりつらい決断だったでしょうね。
なんか、このシーンも良かったですね~。
そして、前髪あげた竹松君。
直江家を継げないと知り、プチ家出。
そんな竹松を探し出して、兼続の子供の頃のことは話して聞かせる惣右衛門じいちゃん。
美佐子ママのあの紅葉話のシーン。
あ~思い出しますね~。
「夢、夢、父の愛を疑うでないぞ!」
いや~ここからは、子ども店長の独壇場。
泣かせてくれます。
熱で倒れた竹松君。
彼は、パパそっくりですが、体が弱かったんですね。
父親に綺麗な敬語で話す、しつけの行き届いている彼。
正座して、
「父上も泣かれたのですね、紅葉の下で・・・」
(泣いたのはあなたですから、残念!!)
フルッ。
そして、父親を理解してにっこりとほほ笑みます。
あ~やられた!!!
惣右衛門パパに、これまでのお礼を言う兼続。
惣右衛門パパも、兼続は自分の誇りと嬉し泣き。
惣右衛門さんちの長女の婚儀も質素な中でも、にぎやかに終わりました。
そして、柱を背に静かに目を閉じた惣右衛門さん。
景勝が弔問に来てくれました。
「樋口惣右衛門、そなたは、戦場でこそ、功はなかったが、いまこうして上杉があるのはそなたのおかげじゃ」
嬉しい言葉ですね。
で、涙、涙で観ていたら、またまた来週は、違うことで泣かされそうな予告!
う~ん、辛いな~。
今日の私の小さな幸せ
庭の、金木犀がいい香りがし始めました。