「クリスマスローズの世界展」
池袋サンシャインシティにて
今日は、「鎌倉シリーズ」は、ちょっと一休みです。(シリーズ化?)
先週は、旅行中で、「天地人」お休みしましたので、今日は、その分、ながいですよ~。
さあ、いきま~す。
謙信が倒れました。
脳卒中。
何でも、彼は、ソルティードッグのように、塩を肴に酒を飲んでいたといいますから、高血圧だったんでしょうね。
塩分控えめの食生活さえしていれば、天下もとれていたかも!
信長を目前にして、謙信も、信玄もなくなりました。
やっぱり、信長の運のほうがはるかに、強かったのでしょうね~。
謙信が倒れて、枕元にかけつける景勝、兼続。
そして、景虎。
誰よりも心配なのに、一言も発せない景勝。
かたや、景虎は涙ながらに
「親方様、今一度、景虎と呼んでくださいませ」
と、呼びかけます。
その上、騒ぎ出す家臣に
「動揺するな、気を抜くな」
と一喝します。
「景勝殿何かあれば?」
「いや・・」
あっちゃ~、景勝応援団のわたし。
景虎がリーダーシップを発揮すればするほど、気がもめます。
景勝の無口で、世渡りべたなところが好きだけど。
でもね~、考えていることは、言葉にしないとみんなには伝わらないのよね。
枕元で、仙桃院が、兼続に
「なあ、親方様はもはや助からんであろう・・・」
(仙桃院さま~、枕元でそんな話したらいけませんよ~。謙信さん、聞こえてますから!!)
やっぱり聞いていたんですね、親方様。
目をガッっと開けました。
そして、謙信は、最後の言葉を兼続に残して息をひきとります。
「ぎ~」
っていうのはわかったのですが、何回巻き戻して聴いても、わからなかったのでホームページを参照。
「そなたの義」
って言ったんですって。
景勝を守れ、そして、自分の志を引き継いでくれ!ということだったのでしょうか?
さあ~それからが大変。
解散総選挙。
じゃないですね~。
何か、あちらについたほうがいいか、こちらについたほうがいいかと、よからぬことを考えはじめる輩もでてきます。
そして、景勝派と景虎派に分かれ、もめるもめる。
その、混乱をおさめたのが、女の嘘。
嘘も方便。
女のほうが肝っ玉据わってます。
お船さんのママが
「家督は、景勝に!」
という遺言を謙信が残したと大嘘をついたのでした。
そして、仙桃院と、お船と、妙椿尼は、嘘を真とすることに決め、そのことを兼続に伝えます。
兼続に言わなくてもいいものを。
敵をあざむくには、まずは味方からっていうじゃないね~。
また、馬鹿正直な兼続がなやんじゃうんじゃないですか。
と思いもしたのですが、仙桃院が
「この世には、事実と嘘のはざまに真があるのじゃ。」
祭りごととはその真をみつけだすこと」
今から、色んな修羅場をくぐって戦っていかなければならない兼続。
これも、大きな勉強になったのかもと思いました。
で、今日の好きだったシーンは、2か所。
1か所は、みんながもめてるとき、やかんをたたきながら
「情けのうは、ごさいませぬか」
と、なげく兼続に、景勝が
「かねつぐ」
と、呼び、目で、もう言うな・・・と。
ふふふ、あの目、好きかも。
もう1か所は、兼続が、景勝に
「王である北辰の星は、わが殿の星。
そして、それを守る北斗の七星は我の星。
夜空の王、北辰の星は、ただ一つでござりますれば、わが殿こそ、この上杉の御大将でござりまする」
景勝は、心の中で、
「俺より、景虎のほうが、家督を継ぐのはむいてるんじゃないだろうか」
って、少し思っていたかもしれません。
でも、こんなふうに言ってもらえれば、とっても自信がつきますよね。
こんな家臣を持った、景勝は、本当に幸せものです。
それに比べて景虎の、家臣の遠山の金さんじゃなくて、康光っていうやつ。
あれはいかんね~。
「義」のかけらも見当たりません。
景虎は家督を継ぎたいとは、それほど思ってないのに、彼をあおりそうですね。
やはり、そばにおく家臣は、人選せねばなりませぬぞ、景虎様。
見る目がないと、命取りになりますから。
まあ、今週はこんなところでしょうか。
さて、来週は、
♪けんかはやめて~
と、言いたいところですが・・・。
今日の私の小さな幸せ
お天気が、ひさしぶりに良かったです。
お洗濯ものも、すっきり乾きました。