今日は、山口県に「やぶ椿の群生」を見に行って来ました。
朝、7時過ぎに大分を出発。
山口に入り、「瑠璃光寺」に着いたのが、11時過ぎ。
国宝の「五重塔」
京都の醍醐寺、奈良の法隆寺のものとならぶ三大名塔ともよばれているとか。
梅も綺麗に咲いていました。
次は「雪舟庭」
雪舟の山水画そのままの庭園と知られていますが、今は芝が枯れていて、又違う趣があります。
で、本日のメインイベント!!!
椿、椿、椿・・・・・・。
萩市笠山の北端。
10haの広さに約25,000本のやぶ椿。
椿の花のじゅうたん。
笠山は、藩政時代には、萩城の北東(鬼門)の方角に当たるので、藩では、樹木の伐採や鳥獣の捕獲を禁止。
そのため、全山原生林の様相を呈し、大木に覆われていた。
明治になって、その禁が解かれ、大木は切り倒され用材に。
切られた木々の切り株から新しい芽が伸び、雑木の中に椿の赤い花が・・・・。
昭和45年、著名な椿の研究家が、ここの雑木やつる草を除けば、立派な椿林として観光地になると、市長に提言。
30年で、現在の見事な椿林ができあがったそうです。
こういう歴史を持つこの椿群生林、見事でした。
椿林を抜けると、そこは日本海。
♪ヒュルリー ヒュルリララー (場所が違うね)
日本海っていうのは、独特の哀愁のようなものを感じます。
椿にさようならをして、ここまできたのだから・・・・
松下村塾に立ち寄ってきました。
「親思う心にまさる親心 今日のおとずれ何ときくらん」
死罪を覚悟した松蔭が、故郷の両親におくった手紙のなかの一首。
さあ、そろそろ、山口ともお別れ。
帰路につきました。
最後の一枚はこれ。
関門橋。
本州と九州を結ぶ大橋。
いつ見ても、雄大で、かっこいい橋です。
帰り着いたのが、8時。
走行距離、540キロ。
今日の私の小さな幸せ
帰り、途中で
「疲れたでしょ?私が運転かわるから、寝ていいよ」
と私。いい奥さんです。
しかし、目を覚ました夫。
「え~どこ走ってるの?」
ふふふ・・・私、やっぱりどこかで道、間違えたようです。
でも、さすがに広島方面には向かってはいませんでした。
無事に帰れてよかった~。