黄花コスモスの八重。
一重の黄花コスモス。
ピンクのコスモスより一足先に咲き始めました。
今日、アンビリバボー観ました?
「夏甲子園大分大会!奇跡の投手」
というタイトルがついていました。
甲子園の頂点にたったのは早実。
その早実のエースは斉藤君。
その甲子園を目指した4,112校のうちの1校、三重高校のエースは広田君。
広田投手の事は、地元の新聞にも大きく載っていたので知っていたのですが、今日のテレビで、新聞に書かれていなかった事も沢山知る事ができました。
彼の速球は中学時代から注目されていました。
その前途有望な彼が、中三の時、脳梗塞で突然倒れたんです。
幸い一命はとりとめたのですが、左半身に麻痺が残ってしまいます。
心身ともに野球などできる状態にない彼を、三重高校の上尾監督が
「うちの高校で野球をやろう」
と誘ったんです。
夢をあきらめかけていた広田君に希望が、戻ってくるんですね。
でも歩くことすら難しかった彼のその後のリハビリは、並大抵のことではなかったのは誰でも想像がつきます。
監督が書店で、イチロー選手などプロ野球選手なども通うトレーナー小山氏の著書を読み、そこに彼の機能回復訓練を頼みます。
そして監督自らも簡易器具を手作りして、彼のリハビリを支援します。
そんな中、三重高校の野球部は中々練習試合にも勝てず、部員達の心もばらばらになりかけていました。
しかし、彼のひたむきな努力を目の当たりにして部員も心が一つになります。
そして、その部員達から
「先発を広田で!」
監督もその願いを受け入れ春先から
「うちの先発は何があろうと広田。」
走者を出したら交代。最長でも1イニングという条件付き。
この先発というのがいいですね。
最後にお情けで投げさせるのとは思い入れが違います。
いよいよその日。
お母さんの祈るような姿。彼の努力を1番知ってますものね。
1球目、ボール。
2球目、ボール。
3球目、ボール。
その第4球目、ストライク!
この一球のストライクですべての辛かったことが報われたようなそんなお母さんの顔がアップになったのですが、もう私も一緒に涙、涙。
5球目、6球目を振らせてファールでフルカウントに。
そして7球目。
高めに外れ、ボール。
彼の最初で最後の夏は終わりました。
帽子をとって、深々と頭を下げた彼。
めちゃめちゃかっこよかったです、背番号1の広田投手。
人間って凄いですね。
その後の彼を取材していましたが、一年生達に混じってピッチング練習をしていました。
「大学に進学して、プロを目指したい」
と、明るい顔で新たな夢を語っていました。
脳梗塞で倒れてしまったのも彼の運命。
強い生命力で命をとりとめたのも又、彼の運命。
そして、いい師、いい友達にめぐりあえたのも彼の強い運命。
彼はこれからも、自分の力と、いい人たちにめぐりあえることを信じて強く生きていって欲しいと思いました。
今日の私の小さな幸せ
横浜に連敗した時は、もうこのまま負け続けて、最下位になるんじゃないかと心配しました。
黒田投手が完投して、前田選手がツーランホームラン。
強い日は強いんだけど弱い日って本当に弱い。
どこも一緒かな・・・・。