雪降りましたね、あちらこちらの地域で。
各地のニュースを見てびっくり!
私も、朝起きて、外、見てびっくり!
真っ白です。屋根も道も庭も・・・。
積もっているといっても2~3センチ位でしょうか。
でも、玄関前の道はアイスバーンのようにカチンカチンに凍っています。
バス通りまで出れば、車でも大丈夫なんだろうけれど、その間300メートル位を運転する自信がありません。
バスだっていつ来るかわからないし、意を決して歩いて会社に行く事にしました。
スニーカーを履き、ベンチコートを着込み、手袋、マフラー、お弁当をリュックに入れ、いざ出陣。
その格好を鏡でみて、自分でも噴出してしまいました。
まるで、ゲゲゲの鬼太郎に出てくるねずみ男のだるまみたい。(それってどんなん?)
団地の中を抜けるまで誰にもあいませんように・・・。
が、しか~し、家の近くのバス停にいつもの何倍もの人、人、人・・・。
そ~っと、その人たちの後ろをねずみ男だるまは静かに息を殺して通り過ぎようとしたら、大きな声で
「あら~、そんな格好してどちらへ?」
と御近所の奥様。
全員が私を見るではないですか。私、小声で
「会社です。」
「え~歩いてぇ~?転ばないように気をつけてね~。」
「あ、ありがとうございます。」
やれやれ、昨日の忘年会の席といい、今日といい、思うようには行かないものだわ。
我が家から離れれば離れるほど雪は消え、車も沢山走っています。
車にすればよかったかなと少し後悔しながらも、やっぱりあの300メートルは・・・。
等と考えながら又歩いていると
「そんな格好でどこに行くの?」
又知り合い?
なんと、ピンポンのコーチです。(私、卓球じゃなくて、温泉宿でやるピンポンやってます)←初告白←言えるような代物ではないもので・・・
なんで、こんなに寒いのに私の知人は外に出ているかな~。
20分も歩くと雪もほとんどみあたらなくなりました。
私の住む団地は高台にあるので、すぐ雪が降るんですね。
又、会社に着いたらスキーできたの?とか色々いわれるんだろうな・・・
やっと、会社まであと残り10分も歩けば着くところまで来てほっとしました。
が、この先に最後の難関が待っているとは露知らず。
会社の近くの道が海沿いなのですが、物凄い風が吹いていたんです。
ねずみ男だるまですから、フードをかぶっていますし、寒くはないのですが、突風に飛ばされそうになるんです。
まるで、台風のときのレポーターみたいです。
突風が吹いている時は、ガードレールを握っておかないと本当に飛ばされそうになりました。
横を走っている車から見たら、物凄く滑稽に見えたことだと思います。
フード被っていたから、私だとはわからなかったはず、多分。
なんとか、悪戦苦闘しながらも、転ぶ事も吹き飛ばされる事もなく会社に着きました。
手も足も顔もぽかぽか。
仕事をはじめがら、なんか、妙な達成感みたいのを覚えました。
そんな私の今日の雪の中(と言っても雪があったのは会社までの3分の1位くらいの間)の通勤風景でした。
皆様はいかがでしたか?
大丈夫だったですか?
今日の私の小さな幸せ
雪にも負けず、強い風にも負けず、頑張って仕事に行ったこと。(社会人なら当たり前の事ですが)