運転中てんかん発作か 6人死亡事故の容疑者 県警見解(朝日新聞) - goo ニュース
このニュースをテレビで見ていて気になることがあった。自動車運転過失致死容疑で
調べを受けている運転手の柴田将人容疑者は“発作の持病”で事故を起こした可能性を
指摘されているのであるが、ニュースでこの“発作の持病”を癲癇だと言及したテレビ局は
私の知る限りではフジテレビのみで、他のテレビ局は癲癇という言葉を使っていない。
何故癲癇という言葉を使わないのか推測すると、作家の筒井康隆の『無人警察』という
短編が高校の国語の教科書に収録される際に、『日本てんかん協会』から同作品の削除
あるいは他の作品に差し替えるよう抗議され、騒動になったことがあるからだと思う。
この騒動は1993年に起こっているが、その時9歳前後であり、子供の頃に癲癇になったと
語っている柴田将人が、癲癇であることがバレると騒動になるということを“学習”して
しまい、癲癇を隠して運転していた結果が今回の大事故に繋がった可能性は大いにある。