小池百合子氏、石原慎太郎氏の“暴言”に余裕…「大年増の厚化粧」に「慣れてる」
小池氏、慎太郎氏に怒りの反論「親バカ」 公私混同疑惑に切り込む
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今回の都知事選挙は小池百合子が圧勝するであろうことは投票率の高さから結果が出る前に予想
できるものだった。投票率が高いということは無党派層が投票に行っているという意味だからである
のだが、男性の投票率の58.19%と比較して女性の投票率の61.22%という高さは
言うまでもなく、顔の傷を隠すために医療用の化粧品を用いている小池百合子に対する、増田寛也
の決起集会での石原慎太郎の「大年増で厚化粧の女に、任せるわけにはいかないよ」という発言と、
鳥越俊太郎の「女子大生淫行疑惑」に対する反感によるものだと思う。そもそも前任者の
舛添要一も「下半身」のだらしなさには「定評」があった訳で、気持ち悪い女性観を持った
男に大仕事を託すことに女性たちが「ノー」を突き付けたように見える。何も女性首長は東京だけ
ではなく、マドリード市(マヌエラ・カルメーナ・カストリージョ 72歳)やパリ市(アンヌ・イダルゴ
57歳)やローマ市(ヴィルジニア・エレーナ・ラッジ 38歳)でも次々と誕生しており、
その世界的な潮流の根底には男たちの女性蔑視に対する反発があるように思えてならない。