ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル
2011年/アメリカ
2つの‘敵討ち’
総合 70点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
下手をするとギャグになってしまうようなアクションシーンはトム・クルーズの‘粘り腰’でギリギリにアクションとして保たれており、アクション映画としては申し分の無い出来だと思う。アクションに限らず例えば、銃殺されたトレヴァー・ハナウェイの敵討ちのようにしてサビーヌ・モローを高層ビルから突き落として殺した後に、その場に佇んでいるジェーン・カーターの背後に映るドバイの砂嵐は、まるで彼女の心の深層を象徴しているように見える。
しかし本作は後味が悪い。ラストで実はイーサン・ハントの妻が生きていることが明かされるのであるが、そうなるとイーサンはジェーンの気持ちが理解出来ていなかったことになる。それだけではない。イーサンは罪を犯してモスクワの刑務所に入ることでカート・ヘンドリクスの情報を集める潜入捜査を試みるのであるが、イーサンの妻が生きているということは、他の女性が‘おとり’として殺されたことになり、敵討ちを装った‘潜入捜査’のためにイーサンは6人の相手を無理して殺すのである。
このようにジェーン・カーターの敵討ちは理解出来ても、イーサン・ハントの‘敵討ち’は共感出来ず、それまでの華麗なアクションシーンを忘れさせるくらいの後味の悪さだけが残るのである。
楽天・三木谷のDeNA「糾弾」行脚の内幕(ファクタ) - goo ニュース
日本のプロ野球球団は人気が低迷している上に、優秀な選手はメジャーリーグに取られて
いるにも関わらず、相変わらず“器”だけは大きく保とうとしているから、得体が知れない
会社をベイスターズのオーナーとして迎え入れるしかないのであるが、実は既に得体が
知れない会社がゴールデンイーグルスのオーナーになっており、そのオーナーが新規に
加入してくるオーナーの業績を批判している様は、正に酒乱が酒乱を批判しているように
見えるから他球団のオーナーたちを説得しきれないのである。全てのオーナーの考えは、
とりあえず今季は“ワンポイント”としてDeNAで乗り切っていこうということで一致している。