500年後の世界 (原子未来戦)
1939年/アメリカ
20年後の世界
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
元々は12章立てで4時間弱もある「バック・ロジャース」シリーズを何故47分という短い上映時間に編集して劇場公開してしまったのか、今となっては知る由もなく、元祖スペース・オペラであったとしてもコメディーにしか見えないのであるが、それでもやはり制作された1939年の世相を反映してはいる。
1959年、バック・ロジャースと相棒のバディー・ウェードは北極を飛行機で横断する途中、事故で不時着してしまい、装備されていた‘ニルヴァノ・ガス’により仮死状態のまま500年の時を経る。ヒューア博士とクラッグ空軍中将の部下たちに救出されたバックとバディーはタッグを組んで、地球を侵略しつつあるキラー・ケーン軍と戦うことになる。両者共に土星人と組もうと試みる。しかし地球に平和をもたらすという意味でバックが「革命」という言葉を使っただけで、土星人に誤解されるところが共産主義に敏感なアメリカ映画らしいのであるが、実際のストーリー展開は、キラー・ケーン側と土星人が平和協定に調印しようとしているところにバックとバディーが現れて、キラー・ケーン側の2人を銃殺しておきながら、キラー・ケーン側の非道をモニターに映し出すことで土星人を納得させるという荒業が使われる。西欧人のバックとバディー、アラブ人のキラー・ケーン、モンゴロイドの土星人というキャラクター設定が、いまだに有効であることに驚かされるのであるが、この程度のSF作品が1939年には許容されていたのに、20年後に制作された『プラン9・フロム・アウタースペース(Plan 9 from Outer Space)』(エド・ウッド監督 1959年)が‘史上最低の映画’と呼ばれているのは気の毒だと思う。ちゃちなセットもワイヤーも見逃すことは出来ても、最新鋭の‘スペースシップ’がプロペラ機の轟音で飛んでいることはただ単にうるさくてどうしても納得出来ない。
紳助さん、映画で“復帰”吉本「何ら問題ない」(サンケイスポーツ) - goo ニュース
吉本興業の社長の大崎洋が島田紳助の復帰を容認する発言をした理由が、紳助が
本人役で、声だけワンシーン出演している映画「犬の首輪とコロッケと」の伏線だった
ことが明らかになったが、製作の「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」の「引退後の
経緯を見ても重大な法律違反はなく、出演に何ら問題はないと考えている」という説明は
的を射ていない。紳助は引退会見で暴力団関係者との写真について「あるわけない」と
断言し、「ウソをついていたら、みんなの前で腹を切ります」と語ったが、その後週刊誌に
暴力団幹部との同席写真が掲載されたのであるから、“引退後の経緯を見ても重大な
法律違反”は無くても重大な道義的違反はある。「犬の首輪とコロッケと」は絶対に見ない。