MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

変わらない体質

2010-06-25 00:12:14 | Weblog

相撲協会に雑誌協会が申し入れ 「取材活動再開させて」(朝日新聞) - goo ニュース

日本相撲協会が雑誌記者の記者会見への出席を拒否している理由が不明である。

今回の週刊新潮の角界の野球賭博に関する記事は誤報ではないし、暴力団との

交際も事実としてあったわけなのだから、相撲協会にとっては都合の悪い報道で

あっても公益法人である以上、正確な情報を流しているメディアを排除する行為は

ただの嫌がらせでしかなく、つまり日本相撲協会の隠蔽体質は全く変わっていない

ということを自ら示していることになるのである。自分たちが置かれている状況が

全く理解できないのであるならば武蔵川理事長の責任の取り方はまず辞任であり、

適切な対応が取れる能力のある人間が理事長に就任するべきであろう。


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『FLOWERS-フラワーズ-』 80点

2010-06-25 00:10:10 | goo映画レビュー

FLOWERS-フラワーズ-

2010年/日本

ネタバレ

そよ風が誘惑する理由

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 評判通りに凝っただけあって映像は素晴しかった。それは時代ごとにその当時使われていた映像の質感を再現していたとか、モノクロ映像の時はサウンドまでステレオではなくてモノで録られていたというレベルではなくて、濃いブルーを基調とした鈴木京香が右から左へ走るシーンの後に、白い映像の中で白無垢の蒼井優が右から左へ走るシーンを経て、蒼い空で白い雪景色の中を赤いコートを着た広末涼子が右から左へ走るシーンを加えることで前の2つのシーンを繋ぎ、それぞれが走る事情を勘案した時に思いがけない意味を宿すセンスが素晴しいのである。ここで誤解のないように言っておきたいことはこの作品には小津安二郎に対するオマージュなどは一切ないということである。私が見逃していなければ‘小津的’なローポジションのカメラアングルによるカットなど全くなかったからである。
 私が気になったことはラストで全ての世代のシーンを結ぶ際に、イギリス生まれでオーストラリアで育ちアメリカで活躍していた歌手の「そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)」を使用したことである。この曲が悪いとは思わないのであるが、何故日本の曲ではなくて外国の曲が使われることになるのか? それは勿論私たちの感性がそれを求めているわけなのだが、その原因が今の私にはまだ分からない。


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