シェルター
2009年/アメリカ
オカルトへの安易な逃避
総合 60点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
解離性同一性障害を認めない精神分析医のカーラが主人公ということで、彼女の父親のハーディングから紹介された自称多重人格者のデヴィッドとカーラの心理的な駆け引きによって解離性同一性障害が精神の病なのかトリックなのか明らかにするというストーリーだと期待して観ていたのであるが、後半になって話は一気に解離性同一性障害=オカルトになってしまいがっかりしてしまった。
神を信じていたカーラはデヴィッドに魂を抜かれることはなかったが、カーラの娘のサマンサは父親を喪っていたこともあって神を信じていなかったために、デヴィッドに魂を抜かれてしまう。ここまで観れば神の信仰の大切さを説く‘啓蒙映画’である。しかしラストでカーラがデヴィッドを殺したことでサマンサの意識が戻るのだが、戻ってきた魂はサマンサの魂ではなかったことで罰を与えられたのは実はサマンサではないサマンサを育てなければならなくなる信仰心の篤いカーラであるという捻りは面白かった。残念なことにデヴィッドがどのような経緯でそのような‘シェルター’になってしまったのかが説明不足で、デヴィッドにとって‘シェルター’になるメリットも選択基準もよく分からない。
goo注目ワードピックアップ・・・一人で学食ランチ…大学で単独行動を取るのは恥ずかしいこと?(goo注目ワード) - goo ニュース
一人で学食に入れないからといって、トイレに入って食事をしている学生がいるとは
驚きである。何を食べてもトイレでは美味しくないと思う。私はダイエットをしていて
昼食をとっていなかったために昼はいつも図書館で本を読んでいたから、一人で
食事をすることに悩んだことがなかった。小中学校あたりまでは友達と一緒にいて
楽しかったけれども高校生になった頃から一緒にいて楽しい友達もいなくなり、結果
として単独行動ばかりしていた。その時私は、人は年をとればとるほど面白くなくなる
ということを学んだのである。大学には行ったことがないからよく分からないけれど
単独行動をし難い雰囲気はあるんだろうね。