MW-ムウ-
2009年/日本
あくまでも‘娯楽作品’
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
あの手塚治虫の奇書と言われている『MW ムウ』をマジで一般映画として映画化したのかと思い、その蛮勇さを一刻でも早く確かめたいと思い、公開初日に観に行ったのであるが、メインの物語がなかなか進まないうちについに1971年の『フレンチ・コネクション』のジーン・ハックマンばりのカーチェイスが始まってしまった辺りから、これは原作の難解な部分をバッサリと切り落として‘不真面目’に作った作品だと悟った。つまり中心となるのは結城と賀来の複雑でシリアスな関係ではなく、結城と沢木の単純な善悪の構図の方である。そのように割り切って観るならば娯楽作品として最初から最後まで落ちることのない高いテンションの物語を十分に楽しめると思う。
「タミフル耐性」論文を優先 大阪府、2週間公表せず(朝日新聞) - goo ニュース
大阪府立公衆衛生研究所の高橋和郎副所長は「一般向けには不確かな段階で
公表すれば不安をあおると思い公表を控えていたが、専門家なら理解できると
思った」と苦しい言い訳をしている。“一般向けには不確かな段階”という段階が
もしも存在するとするのならば、“一般向けの確かな段階”があるということになる
のであるが、耐性ウイルスが確認されたことに対して“一般向けの確かな段階”
はどの段階を指すのであろうか? 発表したということはもうその段階になったと
いうことであろうが、その説明がないから私は逆に不安になっている。論文投稿と
いうものがどのような意味を持つのかよく分からないのであるが、投稿と同時に
公表することに何か問題が発生するとでもいうのであろうか