「市教委の扱いにうんざり」英国人講師辞職へ(読売新聞) - goo ニュース
この英国人の女性講師の言うことはもっともである。しかし英語教育に対する
このテンションの低さは長野県飯田市教育委員会だけに限らないと思う。恐らく
どこの教育委員会でも、文部科学省の異常に熱心な英語教育改革とは対照的に
やる気が見られないのは、結局日本人は英語など喋れなくても何の問題もない
からである。だから私はむしろ市の教育委員会の英国人講師に対する対応の
拙さよりも、文部科学省が必要以上に英語教育を推進しようとするあり方に問題の
根幹があると思う。戦後60年以上も経っているのにいまだに日本人が英語を
流暢に喋れる気配がないということは、そもそも体質的に無理だということを
文部科学省はいい加減気がつくべきだが、なかなか止めようとしないのが不思議。