ケンのブログ

日々の雑感や日記

大寒

2019年01月21日 | 日記
昨日から暦の上では大寒となっている。
七十二候も調べてみると
今はふきのはなさく となっている。
意味はふきのとうがめをだす頃ということらしい。
確かに寒いけれど日は長くなっていることが
わかるし立春も近い。
七十二候の名前もふきのはなさく となっているのは
奥ゆかしいことに思える。
ネットの暦で調べてみると大寒の頃に旬の食べ物の
ひとつがゴボウであると書いてあった。
そういえば昨日行ったとなりの町の市民茶会で
主菓子のなかにゴボウが一切れ入っていた。
昨日の主菓子にゴボウが入っていたのは
そういうことだったんだなと思った。
先週のM神宮の茶会でとなりの方が
主菓子を切ったときに中の模様が
白、紫がかった赤、それに中のあんこの三色になっていた。
それを見てとなりの方は「わっ きれい」と言った。
確かにそれはきれいだった。
どれどれと僕も主菓子を食べたけれど
僕はお菓子を菓子切りで切らずに
歯でかじったので中の模様の美しさが
よくわからなかった。
やはり見た目の美しさも味わってお菓子を食べるには
どうやら菓子切りできれいに切ることも
必要であるようだ。
僕には無理なことと思うけれど、、、。
一昨日京都のSKという繁華街の
セルフサービスの喫茶店で
本を読んでいたら
僕のとなりに男女の二人組が来た。
女性は男性を持ち上げてしきりにアピールしている。
僕は男性にアピールするんだったら
こんなこみ合った喫茶店の他に
場所があるだろうと思った。
しかし、しばらく話を聞いていると
女性は男性に自分をアピールしているといっても
プライベートにアピールしているわけではなく
仕事の上での自分の要望をきいてもらうためのアピールだった。
女性のアピールは通ったようだった。
よかった。
ところがそのアピールが通ってしまうと
女性の男性に対する言葉のトーンが微妙にかわり
「○○さんもいろいろ大変ですね
お身体には気を付けてください」と
男性をねぎらうような言葉遣いになった。
それまでは下から目線で男性をおだてて
自分をアピールしていたのに、、、。
現金なものだなと思った。
会話の途中で男性からも女性からも
生き残るという言葉が何度もこぼれた。
本当に仕事の話で生き残るという
言葉が頻繁に出ていくるのは
今の時代を反映しているのかなと思う。
あまりそういう言葉が頻繁に語られるのは
どうも僕には好ましいことのように思えないのだけれど。
しかし、そう思いつつ毎日、一生懸命
生きている人はきっと多いのだろうと思う。