通関士試験と収入印紙

通関士試験と収入印紙

先生：願書は出しましたか？

学生：収入印紙がまだなんです。

先生：郵便局で売ってますよ。

学生：バイトが終わってから
　　　　郵便局に行っても閉まってるんですよ。

先生：大阪中央郵便局なら開いてるけどな・・・

学生：コンビニでバイトしてる友達が
　　　　コンビニで売ってるって言ってたので
　　　　頼みました。

先生：なるほど、そりゃ便利だね。
　　　　だけど、金額の大きいの売ってるかな。

学生：大丈夫ですよ。
　　
先生；確か去年、１００円の収入印紙を
　　　　３０枚買ってきて、何処に貼ろうかと
　　　　悩んでた学生さんがいましたよ。

学生：友達は常識ありますから。

　　　　それに、収入印紙って何処で買っても
　　　　３０００円分を過不足なく貼れば
　　　　良いんでしょう。

先生：そりゃそうだよね。
　　　　郵便局、コンビに、金券ショップ
　　　　どこで買っても収入印紙だ！

　　　　でもね、所定の箇所に貼れって
　　　　書いてるよ。

学生：ほんとだ。
　　　
　　　　ところで、収入印紙で
　　　　関税の納付はできません。
　　　　担保としても使えません。

　　　　だけど、受験料には使えるんですね。

先生：面白いことを言いますね。
　　　　臨時開庁の承認手数料は、
　　　　印紙納付できますよ。

　　　　税関関係手数料令に規定があります。

学生：手数料は、印紙でいけるのか・・・

先生：ちなみに、通関士試験の受験手数料は
　　　
　　　　収入印紙をはって、納付しなければならない
　　　　と通関業法施行規則に、書いてますね。

学生：通関士に関する規定は、
　　　　通関業法でしたね。
　
　　　　何でも法律があるんですね。