昨日の天気といいきょうもまた、梅雨らしからぬ夏の陽射しの暑さでした。
沖には、入道雲が見えてたような。
さて、見島のウニ漁が解禁になり一週間あまり、思い切って様子を見させてもらうことにしました。
「初のアラ場」とは、見島の人が言う、漁始めのまだ人が入っていない場所のことです。
潮や波風の都合で、未ださほど、漁がされていない場所での収穫は、思わず大漁になったりします。
運良く、昨日はお邪魔したお宅もここんところでは、「大漁」の方でした。
見島では、ウニの殻を割って身を取り出し選別の一連作業のことを、「しご」をすると言います。
そのウニのしごをするところをお送りします。
全部ひっくるめて「赤ウニ」,,,,,,,eeね!
たくさん取れてました。この日は良い方だそうです、自分のことのように嬉しい!!
真ん中の口に刺して殻を割ります。握ると外に開き「パカッ」と真半分に割れます。
手際よく次々と割ったものが、山になります。
耳かきを大きくしたようなもので、身を崩さないように熟練の技を駆使して取り出す!
内臓を除けても、未だ身に付いたままのがかなりあります。だいぶたまりました。
いい身が沢山になりました。きょうのは身入りも良しだったようです。しごにも活気が出ます。
私が行ったときには、掻き出しまで済んでいた「こぼうら」(バフンウニ)、爺ちゃんが取りました。
海水に浮かし、内臓(ウニのふん)をひとつひとつより分けて、身だけ残します。
素手でさわったウニの殻の跡が、左の指に.....「もう、気にはならんのよ。」女史談
物欲しげに手伝いもせず見ておりました,貴重な御身をお恵み戴きました。「うまっ」感嘆符!!
しごも順調に、ちゃくちゃくと仕上がりの身がたまっていきます。
「こぼうら」も程なく仕上がりました。こちらは、瓶ウニとかウニご飯の素となります。
長居をしました。これだから、ウニが高い理由、納得。お疲れ様です、お邪魔しました。
◎ 熟熟余談(つらつらよだん- 本日の日めくり 四字熟語 )
「 一衣帯水 」 (いちいたいすい) : 一筋の帯のように、細く長い川や海峡。転じて、両者の間に一筋の細い川ほどの
狭い隔たりがあるだけで、きわめて近接しているたとえ。
▽「衣帯」は衣服の帯。細く長いたとえ。「水」は川や海などをいう。
( 資料映像 )