楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

4月14日

2007-04-14 14:27:47 | Weblog

クロッカス(黄2)   (3.17)書斎前の庭。

午前中、総会の席上、米寿を迎えた会員に送呈する記念品を買って
くる。
3日前の句会は8名参加だった。最初3名の女性会員から選句発表
があった。何時も女性にはあまり選ばれないのに珍しく入選が多く今日は
調子が良いぞとほくそえんだ。ところが男性会員の選には殆ど入らな
かった。何時も多く選んでくれるある会員は一つも選ばなかった。「貴方の
句を何時も選ぶのだが、今日の句はあまり白く輝いていたので見えな
かった」と冷やかされた。翌日大いに反省し句を推敲し直した。そして
所属結社「天為」に当月分10句を纏め投句した。
今日「句会入門」古館曹人著を再読する。大いに参考になった。
昨年9月小原琢葉氏 「天為全国同人会長」(岩手県俳句協会会長兼任)
より「天為」の会員を殖やすように依頼の手紙を戴いていた。機会ある毎に
友人にお勧めしている。
「天為」のホームページは「俳句ネット天為http://haikunet.info/クリックして
是非皆さんにご覧戴きたい。全国各県に千名以上の会員が所属して毎月
有馬主宰から直接選を受け指導され研鑽している。

  

今日の読書

「日本人の死に時」 (副題 そんなに長生きしたいですか)幻冬舎新書。
久坂部羊著。

著者は医師、作家で長年在宅医療に従事し高齢者の末期を看取ってきた
人である。この本はある意味では怖い本である。長寿社会、長寿志向に
対する手痛い警鐘である。しかも実務者なので説得力がある。私達一般の
高齢者が知らない末期医療の実態が赤裸々に書かれている
長生きすれば幸せだと言う幻想に痛打を与えられる。長生きによる苦しみが
実例で多く書かれている。これではいけない。なんとか社会も個人も方向転換
しなければ大変なことになると気づかせてくれる本だ。
たまたま先日、日本尊厳死協会から機関紙3月30日号が届いていたので
今日改めて開いてみる。尊厳死への法的整備の取り組みが今回も大きく
取り上げられていた。この本を読んでなおさら、促進して貰いたいと痛感した。