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☆ ロコモティブ症候群を調べる

2015-07-27 07:17:27 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その599
☆ ロコモティブ症候群を調べる


 まず、次の7つの項目をチェックしてみてください。
① 片脚立ちで、靴下がはけない。
② 家の中で、つまずいたり、滑ったりする。
③ 階段を上るのに、手すりが必要である。
④ 横断歩道を、青信号1回で渡り切れない。
⑤ 15分くらい続けて歩けない。
⑥ 2kg程度の買い物をして、持ち帰るのが困難である。
 (2kgは、1ℓ入りの牛乳パック2本程度)
⑦ 家の中のやや重い仕事が困難である。
 (やや重い仕事とは、掃除機を掛ける、布団の上げ下ろしなど)
 上記の7つの項目の中で、一つでも当てはまる項目があれば、ロコモ
ティブ症候群が疑われます。その時は、近くの『整形外科専門医』に相
談するか、詳しい検査を受ける必要があります。

 ところが、65歳以上の高齢者には、誰でも上のチェック項目の一つ
くらいは当てはまるものがあっても、年齢の所為にして放置してしまう
ことが多い。
 しかし、行政は、医療費の削減のために、問題を年齢にすり替えられ
ないように、また、年齢を否定的なイメージにさせないように、能動的
な意味合いを込めてロコモティブ症候群と名付けた。だから、ロコモテ
ィブ症候群とは、何かを調べてみる必要が出てきた。

 ロコモティブ症候群のロコモティブとは、蒸気機関車(スチーム・ロ
コモーション)からきていて、人間の体の中で動くもの、骨・関節・人
体、脊椎(背骨と呼ばれているもの)・脊髄(背骨の中を流れている液
体)、筋肉・腱、末梢神経などの体を支えるもの(支持)と体を動かす
もの(運動・移動)の、すべての器官を、運動器と捉えている。と言う
ことは、人間は、すべての運動器に支えられて生きていて、運動器こそ
『人の健康の根幹である』と捉えている。
 
 ところが、健康のバロメーターである運動器に、上記に当てはまる項
目がありながら、その状態を放置しておくと、立って歩くことや、衣服
の着替えや、トイレなどの、最低限の日常生活動作さえも、自分一人で
出来なくなり、結果的に、閉じこもりや、寝たきりや、介護が必要な状
態(要介護)になってしまう恐れが出てくる。

 そこで、行政は、要介護が増えて、医療費の膨らみを抑えるためにも、
ロコモティブ症候群のチェック項目を発表して、国民に、運動器の健康
を日頃から意識するように働きかけている。
                     たかし  でした。

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