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☆ 日本のがん患者の実態が判明した

2019-01-20 10:24:54 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その960
  ☆ 日本のがん患者の実態が判明した

 2019年1月17日・厚生労働省は、すべての病院に対し、
患者データの届け出を義務付けている【全国がん登録】という新
たな制度による初の集計を発表した。

 発表によると、2016年にがんと診断された患者数は、延べ
99万人を超えたと発表した。これによって、日本のがん患者の
部位別による実態が判明した。そして、今回の集計による部位別
の1位は、ここ数年と同じ大腸がんだった。
 
 以下は、2016年にがんと診断された部位別・男女別順位は
次の通りです。 
  
☆  2016年、がん患者の部位別順位
全体
1、大腸がん :158127人
2、胃がん  :134650人
3、肺がん  :125454人
4、乳がん  : 95525人
5、前立腺がん: 89717人
男性
1、胃がん  : 92691人
2、前立腺がん: 89717人
3、大腸がん : 89641人
4、肺がん  : 83790人
5、肝臓がん : 28480人
女性
1、乳がん  : 94848人
2、大腸がん : 68476人
3、胃がん  : 41959人
4、肺がん  : 41634人
5、子宮がん : 28076人
   
 集計結果によると、16年のがん患者数は99万5132人
(男性56万6575人、女性42万8499人、不明58人)
になっているのに比べ、法施行前の15年のがん患者数は89
万1445人(男性51万926人、女性38万519人)と
なっているので、10万3687人も新規がん患者が増えたこ
とになる。これは、新しい法施行によって、隠れガン患者が見
つかったことになる。それまでは、毎年年間1万人ほど増えて
いたがん患者が、これで実数が明らかになった。

 そもそも4年前には、男性の4位だった前立腺がんが、今回
の集計で2位に上がっている。と言うことは、2025年には、
男性の1位に予想されている前立腺がんが、着々と現実に向かっ
て進行していることになる。ところが、1位になると言っても、
喜んでいられない。なぜなら、死因の1位ががんである。そのが
んの1位になるのですから喜んでいられない。

 しかし、50歳から60歳代のまだ現役バリバリの人が、前立
腺がんと診断されると、男性機能を失なうことになる抵抗感から
手術をためらう人がいる一方で、歳をとると、欲望を感じること
がだんだん減ってきて、たまに『したい』と思っても『いやいや、
もう歳だ』と自分で自分を抑えたり『若い頃とは、心も体も変わ
ってしまった』と感じることが、枯れた境地に達したことを心地
よく思ったりもする。

 ところが、近年の医学界は、性行為が健康に多くのメリットを
もたらし、20~50代の男性では『より射精をする人ほど前立
腺がんになりにくい』ことを明らかにした。だから、性行為をし
ている男性ほど前立腺がんになり難いことになる。その理由は、
射精する時に、前立腺が収縮を繰り返し、血行が促進されること
になる。逆に、長期にわたって射精をしないと血行が悪くなり、
前立腺が炎症を起こし、これが、がんの原因のひとつと見られて
いる。それに、定期的に性行為をしている男性のほうが、性行為
をしていない男性よりも年齢が若く見えるという調査結果もある。
それは、性行為時に脳内で分泌されるホルモンで多幸感をもた
らし、ストレス解消や免疫力を高めることになっていると言われ
ている。だから、元気で長生きするためにも、中高年の男性にこ
そ性行為が必要であることが明らかになった。

 しかし、4年前の同時期、2025年には1位になると言われ
ていた女性の乳がんは、2016年にはすでに1位になっている
のに、何の対応策も発表されていない。
                 たかし  でした。

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