「ぶらり車イス紀行」 その913
☆ 良質な睡眠で夏を乗り切る
質の良い睡眠をとるには、適度な水分補給が必要になると言われて
いる。ところが、寝る前に水分を摂ると、夜中に何度もトイレに起こ
される羽目になる。それが嫌だから、寝る前の水分補給を控えている
人も多い。
だけど、専門医に言わせると、これが大間違いだと言う。なぜなら、
「蒸し暑い日が続くこの時期にこそ、疲れを明日に残さないためにも
寝る前の水分補給が必要」
と言う。でも、
「夜中にトイレに起きたくない。その為に、寝不足になりたくない。
それに、睡眠中に汗をかきたくない」
という気持ちも分かる。
「だけど、熱帯夜になると、一晩で500〜1000ミリの汗を掻く
ことになる。だから、汗として失った水分の補給が必要になる。そう
なると、睡眠中でも熱中症や脱水症状の発生リスクが出てくる。それ
に、熱中症は体内の水分や塩分を奪う。だから、就寝前の水分補給が
必要になる。それに困ったことに、体内の水分不足により、心筋梗塞
や脳梗塞のリスクも高まる」
と言う。
そこで、適度な水分補給の目安と方法を聞くと
1、キンキンに冷やした水を飲まない。
・キンキンに冷やした水を飲むと、胃を冷やしすぎ、胃の血流を
悪くして、消化液の活性を低下させ、胃の負担を増えてしまう。
・だから、常温の水を飲む。
2、就寝の30分〜1時間前は水を飲まない。
・いくら就寝前の水分補給が、熱中症対策や脱水症状に効果的と
言われているが、夜中のトイレで目が覚めて寝不足になったら
台無しになる。
・就寝30分〜1時間前までに、ゆっくりと水分(500ミリが
目安)補給をする。
3、アルコールは就寝の3時間前までには飲み終える。
・人間の体は、本来、眠っている間に、尿意をもよおさないよう
にホルモン(抗利尿ホルモン)が分泌されています。しかし、
アルコールにはこのホルモンの分泌を妨げ、眠っているうちに
も尿意をもよおしてしまう。
・だから、アルコールが醒めてくると、眠りが浅くなり、トイレ
へ行きたくなって目が覚めてしまう。
・さらに、アルコールは鼻の血行が良くなって、鼻の粘膜が腫れ、
鼻が詰まりやすくなって、イビキをかき、体に酸素を十分に取
り込めず、眠りが浅くなってしまう。
以上のことだけでも心掛けて、夏を乗り切ってください。
たかし でした。
☆ 良質な睡眠で夏を乗り切る
質の良い睡眠をとるには、適度な水分補給が必要になると言われて
いる。ところが、寝る前に水分を摂ると、夜中に何度もトイレに起こ
される羽目になる。それが嫌だから、寝る前の水分補給を控えている
人も多い。
だけど、専門医に言わせると、これが大間違いだと言う。なぜなら、
「蒸し暑い日が続くこの時期にこそ、疲れを明日に残さないためにも
寝る前の水分補給が必要」
と言う。でも、
「夜中にトイレに起きたくない。その為に、寝不足になりたくない。
それに、睡眠中に汗をかきたくない」
という気持ちも分かる。
「だけど、熱帯夜になると、一晩で500〜1000ミリの汗を掻く
ことになる。だから、汗として失った水分の補給が必要になる。そう
なると、睡眠中でも熱中症や脱水症状の発生リスクが出てくる。それ
に、熱中症は体内の水分や塩分を奪う。だから、就寝前の水分補給が
必要になる。それに困ったことに、体内の水分不足により、心筋梗塞
や脳梗塞のリスクも高まる」
と言う。
そこで、適度な水分補給の目安と方法を聞くと
1、キンキンに冷やした水を飲まない。
・キンキンに冷やした水を飲むと、胃を冷やしすぎ、胃の血流を
悪くして、消化液の活性を低下させ、胃の負担を増えてしまう。
・だから、常温の水を飲む。
2、就寝の30分〜1時間前は水を飲まない。
・いくら就寝前の水分補給が、熱中症対策や脱水症状に効果的と
言われているが、夜中のトイレで目が覚めて寝不足になったら
台無しになる。
・就寝30分〜1時間前までに、ゆっくりと水分(500ミリが
目安)補給をする。
3、アルコールは就寝の3時間前までには飲み終える。
・人間の体は、本来、眠っている間に、尿意をもよおさないよう
にホルモン(抗利尿ホルモン)が分泌されています。しかし、
アルコールにはこのホルモンの分泌を妨げ、眠っているうちに
も尿意をもよおしてしまう。
・だから、アルコールが醒めてくると、眠りが浅くなり、トイレ
へ行きたくなって目が覚めてしまう。
・さらに、アルコールは鼻の血行が良くなって、鼻の粘膜が腫れ、
鼻が詰まりやすくなって、イビキをかき、体に酸素を十分に取
り込めず、眠りが浅くなってしまう。
以上のことだけでも心掛けて、夏を乗り切ってください。
たかし でした。