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☆ 消費税の増税は再先送りか

2016-05-29 09:05:31 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その698
☆ 消費税の増税は再先送りか


 来年2017年4月に8%から10%へ引き上げされる消費税が、
再先送りされる確率が高くなってきた。そもそも消費増税は、経済
情勢の不振から、一度先送りされた経緯がある。
その時、安倍首相は
「リーマン・ショックや東日本大震災のような重大な事態が発生し
ない限り引き上げる」
と断言された。そして、様々な場面で消費増税の再先送りや中止を
野党側から求められても、
「引き上げるという従来の方針に変わりはない」
と、何度となく突っぱねた。なぜなら、消費税増税の再先送りを認
めると、安倍首相が進めてきたアベノミクスの失敗を認めることに
なってしまう。そうなると、安倍政権の屋台骨を揺るがすことにな
って、今後の政権運営に支障をきたすことになる。だから、安易に
認められない。

 そして、先日の党首討論の際でも、野党から4月に起こった熊本
地震の影響を鑑み、消費増税の先送りを求められても
「適時適切に判断する」
と明言を避けた。

 ところが、デフレ脱却への期待が大幅に後退しているのを実感し、
消費税の増税の先送りが、もう、これ以上避けられないと見たのか、
伊勢志摩サミットの冒頭、現在の経済情勢がリーマン・ショック前
に似ていると、参加する先進7カ国(G7)の首脳に語りかけた。

 これは、決して消費増税の先送りを明言したものではない。でも、
G7の首脳に、現在の経済情勢がリーマン・ショック前と似ている
と共通認識をとって、
「リーマン・ショックや東日本大震災のような重大な事態が発生し
ない限り引き上げる」
と消費税の増税の先送りの土台作りにした。
 これは、消費増税の先送りを示唆したものと思われる。
                 たかし  でした。

☆ ますます若返るか『笑点』

2016-05-26 09:03:28 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その697
☆ ますます若返るか『笑点』


 日曜日の夕方、お茶の間にお笑いを提供し、節目の50周年になる
人気番組『笑点』の5代目司会者・落語家の桂歌丸(79)が、5月
22日(日)の大喜利コーナーで、最後の司会を果たして卒業した。
歌丸は、1966年5月の番組開始当初からのメンバーで、200
6年5月に大喜利メンバーから5代目司会者となった。

 ところが、司会者就任と同じ年の2006年に3度、腰部脊柱管狭
窄症の手術を受け、昨年2015年にも腸閉塞も患うなど病と闘って
きたが、テレビ局に昨年から引退の意志を伝えていた。今では
「歩くことが大変苦しい。肺気腫を患ったため息切れがしてしまう。
これ以上、仲間に迷惑をかけられない。若い方々にお譲りして、番組
を60年、70年と続けていただきたい」
と言う。

 これを、今年1月に聞いた大喜利メンバーの三遊亭円楽(66)は
「茫然でした。死ぬまでやったらいいと思っていたんですよ」
と、大先輩の歌丸を、これまでイジり倒してきたが
「安心したのが、まだまだ落語をやっていく欲がある。落語でずっと
オッサンの背中を見ていきます。長生きしてください。『楽さん、も
っと勉強しろよ』と叱ってください」
と男泣きした。

 そして、後任の6代目司会者には、円楽ら大喜利メンバーの中から
選ばれると予想され、5月22日に歌丸の口から発表されるまで公表
されず、メンバーや周囲をやきもきさせたが、最終的に、新司会者に
大喜利メンバーの春風亭昇太(56)に決まった。

 昇太は、歌丸が司会者となった2006年から大喜利メンバーを務
めてきたが
「回答者の中では僕が一番の新参者。今までと違う大喜利になると思
いますが、自分らしくのびのびとやりたい」
と意気込みを語った。また、昇太の抜けた穴は、人気や実力に、全国
区やテレビ的な華も加味されて、若手・中堅が登用されそうである。
また、大喜利メンバーの林家木久扇(78)、三遊亭小遊三(69)
の体調も心配して、世代交代が一気に進む可能性もある。
                 たかし  でした。

☆ 性善説は死語になった

2016-05-23 07:12:36 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その696
☆ 性善説は死語になった


 人を二つの本性で分けられることがある。一つは、性善説で、人は
生まれつき善であり悪い行いはしないと信じる考え方であり、もう一
方の性悪説は、人は生まれつき悪であり疑ってかからないといけない
という考え方である。

 しかし、人は本質的に善であるからといって放っておくと、悪の行
いに走ってしまうので、常に研鑽が必要であると言う。と言うことは、
性悪説の人でも日頃の研鑽の積み重ねで善の行いをするようになると
言うことである。だから、善の行いが出来るように、しっかり学問を
修める必要がある。これは、駄々こねてる子供が歳を増すにつけて、
我慢が出来るのと同じである。

 話は変わりますが、舛添要一東京都知事の会見を聞いていると、政
党助成金の使い道は法に触れていないと説明するが、国民から見て道
義的に誰一人納得していない。舛添東京都知事のやっていることは、
兵庫の号泣議員の交通費ネコババ事件と同じで、号泣議員は議員辞職
をして一件落着したし、企業においては、平社員の使い込みは即クビ
であるし、また、頭を絞った節税の中小企業の社長は、税務署からの
指摘を受けて追徴課税される。それに、会見中に耳に手を当てるしぐ
さも、グラスの水を飲む時に、手で口を覆い隠すしぐさも同じである。
そして、巷から『セコイ』『細かい』『見損なった』『失望した』
『評価を下げた』など、多くの声が聞こえる。それなのにお咎めなし
である。

 これは、政党助成法・金を成立させる時に問題があった。それは、
政治家は悪いことはしないと言う性善説である。それに、ザル法と言
われる政党助成法は、政治家にとって都合のいい規制の緩やかな法律
であったからである。だから、性善説は自分たちにとって都合のよい
ものと勘違いし、本来の意味と違う使い方になって、死語になってし
まったようである。

 舛添東京都知事も、この波にうまく乗って、政党助成法の網の目を
上手くすり抜けようとしたが失敗、しばらくマスコミの追及が続く。
しかし、東京都知事が何をしようと都民ではないので、とやかく言う
立場ではないが、政党助成金となると、国民の税金から出ているので
話は違ってくる。
                    たかし  でした。

☆ 認知症の症状 ③(徘徊)

2016-05-20 08:30:27 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その695
☆ 認知症の症状 ③(徘徊)


 認知症の症状は、脳の細胞が壊れることが原因となって引き起こされ
る症状と、脳がうまく働かなくなったことが原因で引き起こされる症状
との二つに大別される。後者の方は、日常生活上の様々な不自由や混乱
から生じる症状で、排泄・食事・睡眠・暴力・妄想・徘徊などと呼ばれ
る行動をとる。その後者の中でも、家族などの介護者が対応に困ってい
るのが徘徊である。その徘徊も、本人が徘徊行動をやろうと思ってやっ
ている訳でなく、何らかの目的があって歩き始めて迷ってしまったり、
また、何かじっとしていられないような理由があって歩き始めて迷って
います。

 徘徊の根底には、意識障害や認知機能障害があり、自分がいる場所・
時間の見当がつかなくなり、長年の生活習慣や職業習慣と結びついて、
いろいろな徘徊パターンを引き起こす。それに、ストレスや不安・緊張
などが加わると、その傾向は一層強くなると言われる。

 徘徊する家族を持つ介護者の話によると、食事の支度のために自分の
家に帰るという目的意識を持って外に出て行く母親や自分の故郷やデイ
サービスの方向に向かって歩き出す父親もいると言う。このように、外
に出て行こうとする本人に対して、本人の気が済むまで一緒に歩いて、
家に帰ってくることができれば理想的です。ところが、そろそろ帰ろう
と言っても、本人が言うことを聞いてくれないことが多いと言う。

 しかし、本人の様子を見ながら徘徊につきあえる人ばかりではなく、
多くの場合は、四六時中そばについては居られないからと、本人が一人
で出られないように家の鍵を工夫したり、出て行ったことが分かるよう
にドアにセンサーをつけたり、さらに、行方が分からなくなった時に探
しに行けるよう、本人にGPS機能が付いた携帯電話を持たせるなどの
様々な対応をしている。しかし、自分たちで探しきれず、警察に捜索を
依頼したり、警察からの連絡で迎えに行ったりしている。また、探して
いる最中も、交通事故を起こしていないか・遭遇していないか、過労・
脱水症状による衰弱をしていないか、自他に対して危害を及ぼしていな
いか・受けていないかなど目が離せず、身体的にも精神的にも負担が大
きく、悩んでいる人も多い。
                   たかし  でした。

☆ 認知症の症状あれこれ ②

2016-05-17 06:10:45 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その694
☆ 認知症の症状あれこれ ②


<前回の続き>

 続いて、記憶障害に関連して、家族の名前や家族との関係性があいま
いになる関係性の認知機能障害がある。これは、長年にわたり一緒に生
活してきた、また、介護をしてきた家族や周囲の人を認知できず、相手
との関係を問いただすなど、相手にとっては悲しく辛い思いをさせるこ
とがある。

 さらに、火をつけっぱなし、水を出しっぱなしといったうっかりミス
は健康な人でもありがちな出来事ですが、認知症の人は、家事や仕事を
順序立てて効率よく行うことが出来なくなる実行機能障害がある。これ
には、これまで特に考えなくても出来ていた顔を洗うとか服を着るなど
といった単純な動作が出来なくなることがある。これは、人によって出
来ること、出来ないことの内容・程度の現れる順序が様々で、また、出
来る時と出来ない時、一つのことが出来なくても、他のことはきちんと
出来る場合がある。しかし、突然、再び出来るようになったりして、周
囲を驚かせさせるので、全然予想がつかない。

 さらに、難しい漢字が読めない、難しい漢字が書けないと言うことは、
健康な人にもよくありますが、漢字は書けなくても、読めることは多い。
しかし、認知症の人は、漢字が書けなくなるだけでなく、次第に読めな
くなっていく文字言語の認知機能障害がある。これに関連して『書く』
『読む』といった文字言語に関する機能障害のほかに、『聞く』『話す』
という音声言語の認知機能障害が出てくる。また、モノの名前が出てこ
ずに『あれ』『それ』などの代名詞の繰り返しが増えてくる。それに、
アナログ時計が読めなくなって、デジタル時計に変えた人もいる。
 次回は、周囲の誰もが困っている『徘徊』について調べてみたい。
                  たかし  でした。