「ぶらり車イス紀行」 その399<o:p></o:p>
☆ またまたワースト企業が現れた<o:p></o:p>
『偽装ではなく、誤表示です』と答えた阪急阪神ホテルズの<o:p></o:p>
社長が辞任を表明した。これは、阪急阪神ホテルズが運営する<o:p></o:p>
8つのホテルのレストランで出された47品目の料理で、メニ<o:p></o:p>
ューに表示された食材と違うものを使用していたことを、記者<o:p></o:p>
会見の席で表明したものである。<o:p></o:p>
その時、阪急阪神ホテルズの社長は、『従業員は、メニュー<o:p></o:p>
表示と食材が合っているかどうか、チェックする意識が欠落し<o:p></o:p>
ていた』、そして、『従業員が、食材に関して、無知・無自覚<o:p></o:p>
だった』と釈明している。<o:p></o:p>
だが、社長は、この時、自分の身を守ることを優先していて、<o:p></o:p>
今回の問題を、すべて現場の責任として、すり抜けようとして<o:p></o:p>
いる。これが、例え従業員のミスであっても、最終的には社長<o:p></o:p>
の責任である。社長は、会社の方針を考え、それに沿って会社<o:p></o:p>
を運営していく立場にある。その為に、会社の方針に基づいて、<o:p></o:p>
従業員を教育する。これをやらないと『仏作って魂入れず』で<o:p></o:p>
ある。だから、これは謝罪会見ではなく、強弁だと言う人もい<o:p></o:p>
る。<o:p></o:p>
では、この時に、社長として、真っ先にやるべきことは、今、<o:p></o:p>
会社で何が起こっているのか、そして、これが関連企業を含め、<o:p></o:p>
会社全体に、どれほどの影響を及ぼすか、考えることである。<o:p></o:p>
そうすれば、前述のような会見にならないだろう。<o:p></o:p>
でも、こんな姿を、つい最近見たばかりである。<o:p></o:p>
それは、JR北海道の社長を含む経営陣の会見と同じである。<o:p></o:p>
その根底にあるのは、どちらも、すべて現場任せにしていて、<o:p></o:p>
兎に角、自分の身を守ることばかりを優先している。JR北海<o:p></o:p>
道は、経営面を優先させるばかりに、安全面を重視せず、保線<o:p></o:p>
工事は先送りさせ、この為、安全管理に支障をきたし、こんな<o:p></o:p>
状態で、運行させてきた。だから、安全確保には程遠い現実で<o:p></o:p>
あった。すべてが、どちらも経営陣と現場との間に、乖離(別<o:p></o:p>
の考え)があった。<o:p></o:p>
そして、みずほ銀行ともワーストの共通点があった。<o:p></o:p>
たかし でした。<o:p></o:p>