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☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ⑥

2016-09-29 08:25:40 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その738
☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ⑥


★≪血液生化学検査≫の種目項目として
○尿酸は、[尿酸の続き……]
・血液中の尿酸値の高い状態が長く続くと、風が吹いても痛いと言わ
 れる≪痛風≫と呼ばれる病気になる。
・≪痛風≫になるのは、40~50歳代の肥満の男性に多い。
・だから、≪痛風≫は、いつも上手いもんばかり食べていると思われ
る贅沢病と呼ばれる。
・≪痛風≫になると、足が赤く腫れて、足の親指と人差し指の付け根
あたりが、激烈で耐えがたいほど痛みだす。
・≪痛風≫の痛みは、痛みを抑える薬を服用することで、数日から1
0日程度で治まる。
・一度痛みが治まっても、多くの場合はぶり返し、だんだん痛みの間
隔が短くなり、足首や膝の関節まで腫れ始める。 
・基準値は、7未満とされる。
・≪痛風≫から足を守るには、標準体重の維持とバランスのとれた食
生活が必要になる。
 
≪まとめ≫
検査表から見えてきたものは、肥満が大敵と言うことである。だけど、
医師に言われようと他人に言われようと色々理由を付けて、肥えている
ことを口にこそするが、痩せる努力をしない。

そこで、BMI(世界中で用いられる肥満測定法)で示される指標を
基に、身長から理想の体重の目安(早見表)を作成しました。参考にご
利用ください。
・BMIの計算法=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)。
・肥満でない指標の基準値は18.5~24.9とされる。
・BMI数値の18.5未満はやせ過ぎ、25以上は肥満となる。
▲身長150cm…体重42~56㎏、
身長155cm…体重44~60㎏、
 身長160cm…体重47~64㎏、
 身長165cm…体重50~68㎏、
 身長170cm…体重53~72㎏、
 身長175cm…体重57~76㎏、
 身長180cm…体重60~81㎏、
 身長185cm…体重63~85㎏、
 身長190cm…体重67~90㎏。
 *その他の詳しい体重の計算は、
  BMI数値(18.5)×身長(m)×身長(m)と、
  BMI数値(24.9)×身長(m)×身長(m)の間
  が基準とされる。
 特定健康診査結果通知表を改めて見てみると、渡されても中身を見ず
に済ませていたものを、各項目とも大事な項目ばかりであるので、赤色
印字の数、赤字印字と基準値との差に目を通すことである。その前提と
して、面倒ぐさがらずに検査を受けて、現状の体調を知っておくことが
大切である。
                     たかし  でした。



☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ⑤

2016-09-26 13:27:49 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その737
☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ⑤


★≪血液生化学検査≫の種目項目として
○クレアチニンは、
 ・エネルギー源となるアミノ酸の一種で、筋肉運動の老廃物である。
 ・腎臓が正常であれば、尿として体外に排泄されるが、腎機能に異常
  があれば、血液中のクレアチニンが多くなる。と言うことは、尿と
  して排泄されずに、血液内に取り込まれる。
 ・基準値は、男性…0.5~1.1
  女性…0.4~0.8とされる。
 ・数値が低いと、筋疾患(筋ジストロフィー)、尿崩症などが疑われ、
  数値が高いと、急性・慢性腎炎、腎不全、尿毒症、腎盂腎炎、腎臓
  結石、肝硬変、心不全などが疑われる。
 ・クレアチニンの数値が10を超えると、人工透析の目安となる。
 ・肥満、高血圧、脱水症状などが原因になる。

○eFGR(イエフジーアール)は、
 ・腎臓の機能が正しく働いているか、どうかの目安となる数値である。
 ・腎臓の病気はゆっくり進行するので、気づきにくい。
 ・数値が低いと、肝機能障害、心筋梗塞、脳卒中、悪性腫瘍(がん)、
  関節リウマチ、骨粗しょう症などになる可能性が高い。
 ・腎臓の機能低下は、体のむくみ・肌のくすみ・体臭の悪化などに
  繋がる。
 ・基準値は、60未満とされる。

○尿酸は、 
 ・体内で生成される細胞やエネルギーの代謝で出る老廃物である。
 ・健康な状態であれば、尿、便、汗などで体外に排出される。
 ・何らかの原因により、排出より生成が多くなると、体内に尿酸が残
  り体内バランスが崩れる。と言うことは、血液の中に老廃物(ゴミ)
  の密度が上がることになる。
 ・このような状態になると、尿酸値が高い状態(高尿酸血症)になる。
 ・尿酸値が高くなると、誰もが聞いたことのある≪痛風≫である。
 ・ところが、≪痛風≫という言葉を知っていても経験がない人が多い。

   続きは、次回ブログで……。
                  たかし  でした。

☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ④

2016-09-23 09:40:51 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その736
☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ④


★≪肝機能検査≫の種目項目として
○AST(=GOT)・ALT(=GPT)は、
・ASTは、おもに肝臓、心筋、骨格筋に含まれていて、これらの部
位に障害が起こると数値が上がる。
・ALTは、主に肝臓に含まれていて、肝臓や胆道(消化酵素の働き
を助ける胆汁の通り道)に障害が起こると数値が上がる。
・ASTとALTの数値を比較することで、肝臓などの病気の種類を
推測しやすくなる。
・基準値は、それぞれ31未満とされる。

○γ―GT(ガンマージィティ)(=γ―GTP)は、
・γ―GTは、肝臓に多く含まれ、肝臓や胆道に障害が起こると数値
  が上がる。
・特に、アルコールによる肝機能への障害があると、急激に上昇する。
・基準値は、51未満とされる。

★≪血糖検査≫の種目項目として
○空腹時血糖は、
・血糖は、血液中のブドウ糖の量とされる。
・飲食によって数値が変動するため、空腹時に測定される。だから、
  血液検査の前の数時間は、食事を抜くように要求される。
・基準値は、100未満とされる。
・血糖値が高い場合、糖尿病を始めとする、すい臓、肝臓の病気が疑
われる。

○HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、
・飲食によって変動する血糖値と異なり、数値が安定しており、過去
1~2カ月間の平均的な血糖値が分かる。
・糖尿病が疑わしい時の検査に有効である。
・基準値は、5.6未満とされる。

続きは、次回ブログで……。
                  たかし  でした。

☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ③

2016-09-20 09:07:59 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その735
☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ③


★≪血中糖質検査≫の種目項目として
 ○HDL―コレステロールは、別名『善玉コレステロール』と呼ばれ、
体に悪影響を与える量のコレステロールを、肝臓に戻す役割をしている。
 ・基準値は、40以上とされる。
 ・体全体にあまったコレステロールを肝臓に戻すことから、HDL―
  コレステロールが『善玉コレステロール』と呼ばれる所以です。
 ・有酸素運動を行うことでHDL―コレステロールを増加させ、逆に、
  肥満や喫煙などがHDL―コレステロールを減少させる。

 ○LDL―コレステロールは、別名『悪玉コレステロール』と呼ばれ、
肝臓から体の各所に必要なコレステロールを、血流に乗って全身に運ぶ
役割をしている。
 ・基準値は、120未満とされる。
 ・LDL―コレステロールがコレステロールを運びすぎると、血管の
  内側の壁にへばりついて、そのまま放置すると動脈硬化を促進させ、
  心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす。だから、LDL―コレステロール
  が『悪玉コレステロール』と呼ばれる所以です。

【コレステロールは、悪いものというイメージがあるものの、体全体に
 存在し、生きていく上で欠かせない役割を担っている】

【有酸素運動は、継続的(20分以上)に、無理のない弱い力が筋肉に
 かかり続けることで、体内に蓄えられた体脂肪が燃焼する。
 ・体脂肪が燃焼する材料として酸素が必要で、有酸素運動は、必要な
  酸素(息)を吸いながら運動を行う。
 ・運動は、脂肪を燃焼する為に良いとされるが、同じ運動でも無理を
  して運動をしても、すぐに息苦しくなって、早い、そして、浅い呼
  吸になる為、脂肪を燃焼させる酸素が不足して、無酸素運動になっ
  てしまう。
 ・有酸素運動に適している運動として、エアロビクス、エアロバイク、
  ウォーキング、ゆっくりした水泳などが効果があるとされる】
 続きは、次回ブログで……。
                  たかし  でした。

☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ②

2016-09-17 12:23:29 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その734
☆ 特定健康診査結果通知表の見方 ②


 特定健康診査結果通知表に、検査当日に説明があった≪尿検査≫≪心
電図≫≪結核検診≫のほかに、血液検査結果以外の数値が書かれていた。
それは、その通知表の中に≪身体計測≫≪血圧≫の項目があって、それ
らは健康を知るための初歩と言っても過言ではない。

 ★≪身体計測≫の種目項目として
○<身長><体重>は、BMI(世界中で用いられる肥満測定法)の計
算に用いられ、肥満の指標になる。
・基準値は18.5~24.9で、18.5未満はやせ過ぎ、25以
 上は肥満となる。
・BMIの計算法=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)。

○<腹囲>は、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす原因となる『内蔵脂
肪型肥満』(メタボリックシンドローム)を知る指標となる。
・基準値は、男性が85cm、女性が90cm以上がメタボになる。
・女性の方が基準値が高いのは、女性特有の妊娠・出産・子育て等が
出来るように、皮下脂肪を蓄えやすくなっているからだと言う。

 ★≪血圧≫の種目項目として
○<収縮期血圧>は、血液が心臓から全身へ送り出される圧力で、一般
的に最大血圧と呼ばれる。
○<拡張期血圧>は、血液が全身から心臓へ送り戻される圧力で、一般
的に最小血圧と呼ばれる。
 ・基準値は、収縮期130以上、拡張期85以上が高血圧となる。
 ・高血圧は、動脈硬化等を促進する。

 肝心な血液検査の種目として、≪血中糖質検査≫≪肝機能検査≫
≪血糖検査≫≪血液生化学検査≫は、次のとおりである。

★≪血中糖質検査≫の種目項目として
○<中性脂肪>は、エネルギーとなり、摂り過ぎても体内に蓄えられる
が、あまり多く摂り過ぎると脂肪となって、肥満の原因になる。
・基準値は、150未満とされる。
続きは、次回ブログで……。
                  たかし  でした。