「ぶらり車イス紀行」 その764
☆ 年末に『226事件』が?
『226事件』と言えば、1936年(昭和11年)2月26日に、
日本陸軍の青年将校らが、1500名弱の下士官兵を率いて、昭和史に
残るクーデター未遂事件を起こした『二・二六事件』(にいにいろくじ
けん)の話ではない。
この事件は、プロ野球ファンが2016年を振り返るときに必ず話題
に上る話である。それは、パシフィック・リーグのオリックス・バファ
ローズの出来事と言えば分かる方も多い。しかし、その前に、何時の間
にかオリックスの球団名が変わっている。オリックスは、オリックス・
ブルーウェーブのままと思っていたが、オリックス・バファローズに変
わっている。それも、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェ
ーブが合併した2004年に誕生していると言うから、頭が古いと笑わ
れても仕方ない。
話は戻って『226事件』は、オリックス・ファンにとっては屈辱で
ある。でも、これは『二・二六事件』のように日付ではない。ネーミン
グの決め手は、2016年5月24日の対ソフトバンク戦で22-6の
点差で大敗したことである。この試合の点差から『226事件』が命名
された。この試合では、先発投手・リリーフ投手陣の総崩れであった。
そして、2016年は1・2軍ともに借金20以上の最下位で幕を閉じ
たが、この日の試合が、オリックスの今季が集約されていた。
オリックスは、チーム編成の失敗で、戦う以前に戦力不足と言わざる
を得なかった。この結果、編成の責任者である瀬戸山隆三球団本部長と
加藤康幸編成部長の任を解いた。そして、オリックス球団は『226事
件』を繰り返してはならないと改革に動き、まず、球団本部長兼編成部
長に長村裕之氏が復帰した。そして、選手補強には、ドラフト会議では、
1位に東京ガスの山岡泰輔、2位に立正大の黒木優太をはじめ大学社会
人の投手4人を指名し、外国人投手の3投手を獲得し、さらにFA移籍
した糸井との人的補償で阪神から金田を獲得。即戦力として投手8人を
補強した。オリックスの福良監督も
「チームが変わるとき。若い選手にはチャンス。目の色変えてつかみに
いってほしい」
と語り、猛練習で戦力の底上げも誓った。2017年をお楽しみに……。
たかし でした。
☆ 年末に『226事件』が?
『226事件』と言えば、1936年(昭和11年)2月26日に、
日本陸軍の青年将校らが、1500名弱の下士官兵を率いて、昭和史に
残るクーデター未遂事件を起こした『二・二六事件』(にいにいろくじ
けん)の話ではない。
この事件は、プロ野球ファンが2016年を振り返るときに必ず話題
に上る話である。それは、パシフィック・リーグのオリックス・バファ
ローズの出来事と言えば分かる方も多い。しかし、その前に、何時の間
にかオリックスの球団名が変わっている。オリックスは、オリックス・
ブルーウェーブのままと思っていたが、オリックス・バファローズに変
わっている。それも、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェ
ーブが合併した2004年に誕生していると言うから、頭が古いと笑わ
れても仕方ない。
話は戻って『226事件』は、オリックス・ファンにとっては屈辱で
ある。でも、これは『二・二六事件』のように日付ではない。ネーミン
グの決め手は、2016年5月24日の対ソフトバンク戦で22-6の
点差で大敗したことである。この試合の点差から『226事件』が命名
された。この試合では、先発投手・リリーフ投手陣の総崩れであった。
そして、2016年は1・2軍ともに借金20以上の最下位で幕を閉じ
たが、この日の試合が、オリックスの今季が集約されていた。
オリックスは、チーム編成の失敗で、戦う以前に戦力不足と言わざる
を得なかった。この結果、編成の責任者である瀬戸山隆三球団本部長と
加藤康幸編成部長の任を解いた。そして、オリックス球団は『226事
件』を繰り返してはならないと改革に動き、まず、球団本部長兼編成部
長に長村裕之氏が復帰した。そして、選手補強には、ドラフト会議では、
1位に東京ガスの山岡泰輔、2位に立正大の黒木優太をはじめ大学社会
人の投手4人を指名し、外国人投手の3投手を獲得し、さらにFA移籍
した糸井との人的補償で阪神から金田を獲得。即戦力として投手8人を
補強した。オリックスの福良監督も
「チームが変わるとき。若い選手にはチャンス。目の色変えてつかみに
いってほしい」
と語り、猛練習で戦力の底上げも誓った。2017年をお楽しみに……。
たかし でした。