「ぶらり車イス紀行」 その651
☆ 世界でエルニーニョ現象が猛威を奮う
暖かな年末で、お正月準備も進んでいるご家庭も多いと思われます。
しかし、世界各地で異常気象が襲っている。それは、記録的なエルニー
ニョ現象で、気候変動に拍車をかけ、大きな影響が出ている。報告では、
少なくとも5つの大陸を襲って、被害が出ている。
まず、南米3か国パラグアイ・アルゼンチン・ウルグアイでは、集中
豪雨により洪水や土砂崩れが発生し、ここ数日間で少なくとも10人が
死亡、15万人以上が避難を余儀なくされている。
そして、アメリカ南部のテキサス州では、12月26日に28度だっ
た気温が28日には0度まで下がり、寒気と暖気がぶつかって、暴風雪
や凍雨(雨滴が凍って氷の粒になる現象)になり、また、アメリカの中
部・南西部からカナダにかけた広い範囲で、数日間にわたって悪天候が
続き、竜巻が発生して、少なくとも43人が死亡した。
一方、太平洋を挟んだオーストラリアでは、高温と極度の乾燥の中で
山火事が発生し、メルボルン郊外の100軒以上が全焼、さらに数百軒
に延焼する恐れが出ている。
さらに、アジアの南・南東部では、主食となる穀物栽培に必要となる
モンスーンがもたらす雨量が少なく、また、アフリカ東部では、干ばつ
に見舞われ、エチオピアなどの国々の数百万人に、食料援助が必要な状
況になっている。
「我々が目にしている事象の多くは、エルニーニョの影響は明らかだ」
と、フランスの気候学者エルベ・ルトゥルー氏は、述べる。
そして、専門家は28日、このエルニーニョ現象は、太平洋上の赤道
付近で吹く貿易風の変化によって、10月から翌年1月にかけて発生す
るもので、今年から来年にかけて発生するエルニーニョ現象は、観測史
上最強だという。だから、今後、何が起こるか分からない。
たかし でした。
☆ 世界でエルニーニョ現象が猛威を奮う
暖かな年末で、お正月準備も進んでいるご家庭も多いと思われます。
しかし、世界各地で異常気象が襲っている。それは、記録的なエルニー
ニョ現象で、気候変動に拍車をかけ、大きな影響が出ている。報告では、
少なくとも5つの大陸を襲って、被害が出ている。
まず、南米3か国パラグアイ・アルゼンチン・ウルグアイでは、集中
豪雨により洪水や土砂崩れが発生し、ここ数日間で少なくとも10人が
死亡、15万人以上が避難を余儀なくされている。
そして、アメリカ南部のテキサス州では、12月26日に28度だっ
た気温が28日には0度まで下がり、寒気と暖気がぶつかって、暴風雪
や凍雨(雨滴が凍って氷の粒になる現象)になり、また、アメリカの中
部・南西部からカナダにかけた広い範囲で、数日間にわたって悪天候が
続き、竜巻が発生して、少なくとも43人が死亡した。
一方、太平洋を挟んだオーストラリアでは、高温と極度の乾燥の中で
山火事が発生し、メルボルン郊外の100軒以上が全焼、さらに数百軒
に延焼する恐れが出ている。
さらに、アジアの南・南東部では、主食となる穀物栽培に必要となる
モンスーンがもたらす雨量が少なく、また、アフリカ東部では、干ばつ
に見舞われ、エチオピアなどの国々の数百万人に、食料援助が必要な状
況になっている。
「我々が目にしている事象の多くは、エルニーニョの影響は明らかだ」
と、フランスの気候学者エルベ・ルトゥルー氏は、述べる。
そして、専門家は28日、このエルニーニョ現象は、太平洋上の赤道
付近で吹く貿易風の変化によって、10月から翌年1月にかけて発生す
るもので、今年から来年にかけて発生するエルニーニョ現象は、観測史
上最強だという。だから、今後、何が起こるか分からない。
たかし でした。