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 ☆ 『子ども食堂』を考える

2019-06-30 11:51:16 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1006
    ☆ 『子ども食堂』を考える

 子どもたちに無料や低額で食事を提供する『子ども食堂』が、
5月の時点で去年4月よりも1年間で1,6倍の1400か所余
り増加し、全国で3718か所になったと発表された。

 『子ども食堂』とは、経済的に厳しい家庭や親が働いているた
めに1人で食事をする子どもなどに、無料または低額で食事を提
供する取り組みである。

 『子ども食堂』のメリットは、子どもの貧困に心を痛めている
人が、誰でも簡単に参加できる気軽さ・とっつきやすさにある。
なぜなら、この取り組みを『親の無責任が生み出したものだ』と
非難さえしていれば、子どもたちの状況が良くなるものではない
と分かることが大事である。それなら、自分に何かできることは
ないか・何をすればいいのかと思い悩む人に
「これならできるかも!」
と気軽に参加できる場を提供した。そして、この取り組みを通じ
て、地域住民の交流の場となるなど、目に見えない様々なメリッ
トもあって、全国に広がっている。

 『子ども食堂』の名付け親は、東京都大田区で『気まぐれ八百
屋だんだん店主』の肩書をもつ近藤博子さんである。彼女は、『
子ども食堂』の広がりは、【子ども】と【食】という必要不可欠
な二大要素を並べたネーミングが、誰のために何をするかを明確
に表わしていると言う。だから、このネーミング以外には考えら
れないと言う。そして、嬉しいことには、取り組みに参加したい
と『言い出せる雰囲気』が広がって、全国各地で次々に発足し、
急増したと言う。

 しかし、『子ども食堂』は『子どもの食堂』ではない。それは、
貧困家庭の子どもの支援という一面しか知られていないことで、
本当は、もっと多様で、雑多で、豊かで、多くの世代が交流する
場になっていることを、世の中に広く知ってもらう必要がある。

 ところが、『子ども食堂』が増え続ける一方で、6割が資金不
足に陥り、少子化で貧困率の増加が見込まわれる中、『子ども食
堂』の存続が危ぶまれる。
                 たかし  でした。

☆ 『足のむくみ』で悩んでいる人に朗報

2019-06-28 10:08:13 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1005
  ☆ 『足のむくみ』で悩んでいる人に朗報

 2019年6月26日、ようやく日本列島全域で梅雨入りした。
とは言っても、梅雨のない北海道を除いてである。それも、観測
史上最も遅い梅雨入りと発表している。

 しかし、この梅雨が明けると、本格的な暑い夏がやってくる。
すると、活躍するのが冷房である。冷房は、熱中症対策のために
も、適度な温度の室内で過ごすことが出来る優れものです。
 
 ところが、冷房が効いた室内で長時間仕事をする人には、『足
のむくみ』が気になっている。なぜなら、『足のむくみ』は命取
りになりかねないからである。

 『足のむくみ』の原因は、立ち仕事の人の方が多いと思われが
ちだが、実際は、椅子に座って長時間同じ姿勢を続けている人の
方が『足がむくみやすい』と言う。それは、血流が悪くなって、
心臓から一番遠い足に血液が行き届かないのが原因である。この
他にも、
○冷たい物をよく飲む
○体を冷えた状態にしている
○運動不足  
などが原因とされている。

 人間の体は、気温が上昇すると汗をかいて熱を放出しています。
また、湿気のおおいところでは、汗が蒸発しずらく、熱を上手に
放出できないので、熱がこもってしまう。それに、暑いと言って
キンキンに冷えた飲み物ばかりを摂取すると、体が冷えるうえに、
その水分が体内に溜まって、結果として『足がむくむ』。その上、
水分だけでなく、足の筋肉の力が弱くなると『足がむくみやすく
なる』。

 梅雨の時期の『足のむくみ』の解消法は、上手に汗をかいて、
体外へ水分を排出させ、体の循環を正常モードに移すことが第一
にすることです。それには、
○湯船につかり、汗をかきやすい状態を作る。
○ストレッチや簡単な運動をする。
〇意識的に階段を上り下りする。
〇腰をひざ上まで落とすスクワットをする。
〇足裏のツボを刺激する。
〇くるぶし上のツボを刺激する。
などが、一般的に言われている解消法です。そんな中、運動不足
が叫ばれ、筋肉増量のために取り入られるストレッチ運動などが
『足のむくみ』の原因と一部で言われだした。

 そこで、筋肉増量をするために、タンパク質が必要と以前から
言われている。タンパク質と言えば、プロテインと言われる。で 
も、プロテインには抵抗を感じる人いる中、食事で摂取する方法
があった。しかし、動物性タンパク質で摂取しようとしたら高く
つくと二の足を踏む人が多い。ところが、鶏のムネ肉はヘルシー
だし、高タンパクと言われる。なおかつ、嬉しいのは、100g
高くても60円程度である。だから、毎日摂取できる。だいたい
1か月で『足のむくみ』が取れると言う。人によっては、ダイエ
ット効果もあるという。至れり尽くせりである。

 でも、むくみが慢性化している人は、なんらかの病気が原因に
なっていることがあるかもしれないので、ひどいむくみや、なか
なか治らない『足のむくみ』は放っておかず、医療機関に受診す
ることをお勧めします。
               たかし  でした。

☆ 還暦以降を年金だけで生きる

2019-06-23 11:20:44 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1004
     ☆ 還暦以降を年金だけで生きる
 
 金融庁は、95歳まで生きるには、夫婦で2千万円の蓄えが必要
と試算した報告書で出して、国会が紛糾している。

 ところが、現実ではもっと衝撃的な状態であると、プルデンシャ
ルジブラルタファイナンシャル生命保険(PGF生命)は調査結果
を公表した。

 この調査は、全国の1959年生まれの男女2千人を対象に、現
段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、
① 100万円未満…24.7%、
② 100〜300万円未満…11.3%、
③ 500〜1,000万円未満…11.1%、
④ 1,000〜1,500万円未満…10.4%、
になっており、一方で、
〇3,000〜5,000万円未満…8.7%、
◎1億円以上も8.1%いることが分かった。
そして、貯蓄の平均額は、2,956万円となった。

 しかし、4人に1人が100万円未満という衝撃的な結果は残
念であるが、貯蓄の平均額が、2018年の2,725万円に対
し、2019年では2956万円と、1年で231万円上昇した
ことは、数字の上だけでも嬉しい限りである。

 そして、この調査では、あらゆる分野で分析していて、

〇昨年の調査結果との比較では、

100万円未満では2018年の20.6%に対し、2019年
では24.7%と、4.1ポイントの上昇になっている。それに、
平均額は、2018年の2,725万円に対し、2019年では
2,956万円と、231万円の上昇となっている。この貯蓄の
差が格差が開く結果となっている。

〇貯蓄金額の平均額を地域別にみると、

一都三県の平均額は3,363万円と、全体平均より407万円
高い。そして、世帯構成別では、一人世帯の2,663万円、夫
婦二人世帯の3,223万円、子育て期世帯の2,354万円、
子供と同居世帯の3,129万円となっている。その中でも、夫
婦二人世帯の平均額が全国で最も高くなっている。

○健康維持にどのくらいの金額を使っているか?

健康維持にお金を使っている人は61.8%で、1ヶ月当たり1
0, 000円〜20,000円未満の人が31.9%で、5,0
00円〜10,000円未満の人が26.7%の回答になってい
る。その平均額は12,809円となっており、男女別にみると、
男性14,364円で、女性11,359円となり、男性の方が
3005円高くなっている。
 
○趣味にどのくらいの金額を使っているか?

趣味にお金を使っている人は68.6%で、1ヶ月当たり10,
000円〜20,000円未満の人が29.4%で、5,000
円〜10,000円未満の人が22.6%の順で回答が多い、そ
の平均額は14,435円となっており、男女別にみると、男性
17,405円で、女性11,062円となり、男性の方が6,
343円高くなっている。

〇還暦を機にやりたい・チャレンジしたいこと、

① 不用品を処分する…39.4%、
② 新しい趣味を始める…21.6%、
③ 家のリフォームをする…10.7%、
となり、男性の8人に1人は、資産運用をするを選択している。

〇全回答者に還暦以降の人生で不安に思うこと

① 収入の減少(60歳以降の雇用形態の変更など)…58.5%、
② 身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)…52.6%、
③ 年金制度の崩壊…48.2%
が続いている。

〇老後の準備としての対策を、複数回答でたずねると、

① 貯蓄・資産運用…47.7%、
② 体力づくり…33.9%、
③ 健康診断の受診…31.5%、
となっている。

 巷では、年金以外に2000万円必要と騒いでいるが、還暦過
ぎれば、いくらでも時間がある。だから、慌てなくても大丈夫。
自分の身の丈に合った生活をすれば良い。生活を周りに合わす必
要はない。なんでも『ハイ、そうですか』と言っていれば、大概
のことは丸く収まる。そのためには、欲得を返納をすることであ
る。欲張らなければ、何事も丸く収まる。そうすれば、年金だけ
で、十分生活できる。
                  たかし  でした。

☆ いい人がいないから結婚できない

2019-06-20 14:38:48 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1003
☆ いい人がいないから結婚できない

 20~40代の男女に、
「彼女(彼氏)いる」
と聞くと、90%の人が
「いない」
と答える。
そこで、その理由を聞くと、
「いい人がいない」
と言う。だけど、
「その人が、いい人か、いい人でないか、付き合ってみないと分か
らないのと違う」

と言うと、分かったような、分からないような顔をして、渋々頷く。
「それなら、どうしたらいいんですか」
と聞いてくる。ここまで来たら、こっちのものである。そこで
「これから誰かに『彼女(彼氏)いる』と聞かれたら、三人と答える」
「それは、三人ぐらい彼女・彼氏がいないと分かると、魅力がない
・寂しい人と思われるからである」

 それが、彼氏であっても、彼女であっても、上司であってもであ
る。それを聞いた相手は、三人に負けないぐらい、いい人になろう
と努力するからである。

 それ日から会うたびに、
「彼女(彼氏)いる」
と聞いていると、半年も過ぎるころには、顔を見なくなった。風の
噂で結婚したと耳に入ってきた。なんともお芽出度いことである。

 そんな中、2018年12月、内閣府は、結婚を希望している2
0〜40代の未婚の男女を対象にした意識調査を実施した。

 意識調査で、結婚していない理由を聞いたところ、

①適当な相手にめぐりあわない…46.8%、
②結婚資金が足りない…26.6%、
③異性とうまくつきあえない…24%

となり、①の適当な相手とめぐりあわないと答えた人に、相手を探
すために何か行動を起こしましたか尋ねたところ、

・特に何も行動を起こしていない…61.4%

に上ったと言う。とりわけ20代の男性の72.5%が、行動を起こ
していないと答え、若い男性が結婚相手探しに消極的であることを
浮き彫りにしている。

 だから、本人任せではなく、周りが、小難しい理屈をつけずに、
さまざまな出会いの機会を作ることが大切である。その一つとして、
現代風に、AI=人工知能を活用して理想の結婚相手探しをする方
法も編み出されている。

 しかし、周りが、一生懸命になっても、本人が、他人事のように
考えていて、その気にならなければ、元も子もない。
 
【いい人の定義とは、見栄えではなく、収入でもなく、本気で愛し
てくれる人である】
                    たかし  でした。

☆ 老後の2000万円より深刻な問題がある

2019-06-16 13:17:09 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その1002
☆ 老後の2000万円より深刻な問題がある

 今、世の中を騒がせているのは、老後に2000万円の資金が
必要とした金融審議会の報告書である。だから、それを基にして、
与野党で活発な議論が繰り広げられると期待していた。それに、
この報告書の本質は、老後のことを考えて、それぞれの生活習慣
を見つめ直すきっかけにしてほしいと言うものだった。ところが、
麻生金融相が報告書を受け取る・受け取らないという問題にすり
替わって、参議院選挙の争点にまでなろうとしている。

 しかし、このことも大事であるに違いないが、5月28日7時
45分頃、神奈川県川崎市の登戸駅前で、スクールバスに乗ろう
と並んでいた小学生の列に、無言で切りつけて20人を殺傷させ
た事件と、6月1日午後3時半頃、他人に危害を加えるかもしれ
ない、それに加えて、家庭内暴力が収まらないと息子に手にかけ
た父親の事件である。この二つの事件は、小学生らを死傷させた
容疑者も父親の手にかかった被害者も、単なる中高年のひきこも
りと一口で片付けられない問題である。と言うのは、この問題の
根深いところは、孤立しているのは、子どもだけではなく面倒を
見る親も孤立していると言うことである。だから、問題が深刻化
するまで表に現れてこないケースが多い。二つの事件は、80代
の親が50代の子を支える8050問題としてクローズアップさ
れている。

 しかし、内閣府は今年3月、40〜64歳の引きこもり状態の
人が全国に推計約61万人いると発表した。2015年に、生活
困窮者自立支援法が施行されたことで中高年ひきこもりへの支援
窓口が整ったが、その支援に結びつける一歩をどう見つけるかが
大きな課題になっている。こんな大事な時期に、速やかに、政府
一体となった抜本策を考える必要がある。ところが、的が外れた
議論ばかりが繰り返されている。

 そんな中、先日、次のような記事が目についた。そこには、仕
事に失敗して以来、20年近く自宅に引きこもっていた。自立に
向かうきっかけは、思わぬ出来事だったと言う。

 ある日、目覚めると、家にいるはずの両親が見当たらない。寝
具や食器は持ち出され、車もない。居間のテーブルには、わずか
2行のメモが置いてあって、

≪後のことは市役所に相談してください≫

と書かれてあった。

 男性と同居していた両親の行方が分からない。男性は49歳で、
両親は70代だった。男性は、今後どう生きればいいのか、途方
に暮れた。

 両親がいなくなった後、男性は次第に自分ではい上がるしかな
いと思うようになった。思い切って市役所に相談に行き、生活保
護の受給手続きをした。

*うなったら市町村の職員は大変になる。だから、こうならない
ように、独自の対策を考えておく必要がある。

 仕事探しも始めた。現在は生活保護を受けず、派遣社員として
働きながら、洋服や食料品の輸入販売にも携わっている。

 結果的には、両親と離れたことが自立のきっかけになったが、
両親の真意は分からないままだった。ある日、自宅を掃除してい
ると、ノートに挟まったメモ紙が出てきた。そこには複雑な親心
が記されていた。

 内閣府によると、半年以上、家族以外とほとんど交流せず、趣
味の用事やコンビニなどにだけ外出する人は「広義のひきこもり」
と定義し、また、厚生労働省の担当者は、男性の生活状況につい
ては、広義のひきこもりにあたる可能性があると言う。

 前述の例を参考する両親が増えることを考えると、オチオチと
引きこもりもやっていられない。
                   たかし  でした。