「ぶらり車イス紀行」 その1006
☆ 『子ども食堂』を考える
子どもたちに無料や低額で食事を提供する『子ども食堂』が、
5月の時点で去年4月よりも1年間で1,6倍の1400か所余
り増加し、全国で3718か所になったと発表された。
『子ども食堂』とは、経済的に厳しい家庭や親が働いているた
めに1人で食事をする子どもなどに、無料または低額で食事を提
供する取り組みである。
『子ども食堂』のメリットは、子どもの貧困に心を痛めている
人が、誰でも簡単に参加できる気軽さ・とっつきやすさにある。
なぜなら、この取り組みを『親の無責任が生み出したものだ』と
非難さえしていれば、子どもたちの状況が良くなるものではない
と分かることが大事である。それなら、自分に何かできることは
ないか・何をすればいいのかと思い悩む人に
「これならできるかも!」
と気軽に参加できる場を提供した。そして、この取り組みを通じ
て、地域住民の交流の場となるなど、目に見えない様々なメリッ
トもあって、全国に広がっている。
『子ども食堂』の名付け親は、東京都大田区で『気まぐれ八百
屋だんだん店主』の肩書をもつ近藤博子さんである。彼女は、『
子ども食堂』の広がりは、【子ども】と【食】という必要不可欠
な二大要素を並べたネーミングが、誰のために何をするかを明確
に表わしていると言う。だから、このネーミング以外には考えら
れないと言う。そして、嬉しいことには、取り組みに参加したい
と『言い出せる雰囲気』が広がって、全国各地で次々に発足し、
急増したと言う。
しかし、『子ども食堂』は『子どもの食堂』ではない。それは、
貧困家庭の子どもの支援という一面しか知られていないことで、
本当は、もっと多様で、雑多で、豊かで、多くの世代が交流する
場になっていることを、世の中に広く知ってもらう必要がある。
ところが、『子ども食堂』が増え続ける一方で、6割が資金不
足に陥り、少子化で貧困率の増加が見込まわれる中、『子ども食
堂』の存続が危ぶまれる。
たかし でした。
☆ 『子ども食堂』を考える
子どもたちに無料や低額で食事を提供する『子ども食堂』が、
5月の時点で去年4月よりも1年間で1,6倍の1400か所余
り増加し、全国で3718か所になったと発表された。
『子ども食堂』とは、経済的に厳しい家庭や親が働いているた
めに1人で食事をする子どもなどに、無料または低額で食事を提
供する取り組みである。
『子ども食堂』のメリットは、子どもの貧困に心を痛めている
人が、誰でも簡単に参加できる気軽さ・とっつきやすさにある。
なぜなら、この取り組みを『親の無責任が生み出したものだ』と
非難さえしていれば、子どもたちの状況が良くなるものではない
と分かることが大事である。それなら、自分に何かできることは
ないか・何をすればいいのかと思い悩む人に
「これならできるかも!」
と気軽に参加できる場を提供した。そして、この取り組みを通じ
て、地域住民の交流の場となるなど、目に見えない様々なメリッ
トもあって、全国に広がっている。
『子ども食堂』の名付け親は、東京都大田区で『気まぐれ八百
屋だんだん店主』の肩書をもつ近藤博子さんである。彼女は、『
子ども食堂』の広がりは、【子ども】と【食】という必要不可欠
な二大要素を並べたネーミングが、誰のために何をするかを明確
に表わしていると言う。だから、このネーミング以外には考えら
れないと言う。そして、嬉しいことには、取り組みに参加したい
と『言い出せる雰囲気』が広がって、全国各地で次々に発足し、
急増したと言う。
しかし、『子ども食堂』は『子どもの食堂』ではない。それは、
貧困家庭の子どもの支援という一面しか知られていないことで、
本当は、もっと多様で、雑多で、豊かで、多くの世代が交流する
場になっていることを、世の中に広く知ってもらう必要がある。
ところが、『子ども食堂』が増え続ける一方で、6割が資金不
足に陥り、少子化で貧困率の増加が見込まわれる中、『子ども食
堂』の存続が危ぶまれる。
たかし でした。