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☆ 抜歯の手術はあとが大変 

2017-07-30 10:18:08 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その820
☆ 抜歯の手術はあとが大変

 
 奥歯のあたりがチクリとして『麻酔の注射をされたなぁ』と思ってい
ると、麻酔の注射が効いたかどうかを確かめもせずに、歯科医は、抜歯
に取り掛かった。

 まず、虫歯で残った歯の根っ子の部分を取り除いていく。でも、そう
簡単に歯の根っ子は抜けない。歯の根っ子も本人同様に頑固である。こ
うなると、内心では抜けてたまるかと応援したくなる。そこで、歯科医
は、より一層力を入れて、無理やり歯の根っ子を抜きに掛かる。でも、
歯の根っ子は抜けない。そこで、歯科医はいったん諦めたようである。

 これは、あたかも道路工事のときに、道路を舗装しているアスファル
トを剥がすために、釘を途轍もなく太くしたような削岩機を使って、ダ
ダダァーと音を立ててアスハルトを剥がすのに似ている。しかし、歯の
根っ子も早く抜ける方が良いに決まっている。でも、この時は、歯も良
い根性していると、逆に嬉しかった。そして、このささやかな勝利に胸
の中で手を叩いていた。だが、痛みは感じなかった。

 続いて、ウィーンと唸り声をあげて、やすりが回転する音が聞こえて
きた。これは、誰かが言っていた『耳にこびり付いて離れない』やすり
が回転する音である。でも、気持ちが良い音ではないが、歯の尖がった
部分が残り、舌が傷つくことを考えれば削ってほしい。そして、その音
が、しばらく奥歯のあたりで音がしていた。しかし、この音を長く聞い
ていると、子守唄を聞いているような心地良い音に変わってきた。それ
に、歯も痛くも痒くもない。このままでは本当に眠ってしまう。

 でも、私たちは、この治療の様子は見ることが出来ない。この様子を
見ることが出来るのは、歯科医と歯科衛生士だけである。この人たちが、
見ていられると言うことは、歯の治療が我慢ができないほど痛くもなく、
そう心配することでもないようである。

 そして、この日の治療も終わり、診察台を起こされると、目の前のテ
ーブルの上に、2本の歯の根っ子が転がっていた。これで、治療の途中
で喜んでいたことは、夢のまた夢になった。そして、抜歯の跡を見せる
ために、翌日に行くことになった。

 ところが、注意事項の中に『本日は入浴、飲酒、過度の運動は避けて
下さい』と書かれてあるのが目に入った。さぁ大変なことになった。
                      たかし  でした。

☆ 抜歯が始まった

2017-07-26 14:02:54 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その819
☆ 抜歯が始まった 


 1週間が過ぎて歯医者さんに行って診察台で待つと、若い女性が来て
「お変わりありませんか?」
と聞いてきたので
「お腹一杯です」
と答えると、意味が分かったのか“くすり”と笑って、徐に
「今日は、歯を抜きます」
と言う。でも、歯を抜くと言う話は、今、初めて聞く話である。それに、
この話を予め聞いていれば、多少の心積もりをしてくる。と言うのも、
歯を抜いた経験を持つ人から話を聞いたことがあるが、誰もが
「やすりで削る音が耳にこびり付いている」
「痛かったら手を上げてください」
と言われても、急に痛みが来るので、手を上げる余裕がないと言う。そ
れに、私も昔、親知らずを抜いたことがあるが、いつ抜いたか覚えてい
ない。しかし、しっかり覚えているのは、痛かったと言うことだけであ
る。兎に角、歯を抜くのは、想像を絶する痛い治療である。

 親知らずを抜いてから、歯医者さんのお世話になることもなかったが、
13年前に脳幹出血で倒れてから、舌の機能が完全に働かず、食後に歯
磨きをしても、食べ残しが歯間に残るようになった。だから、歯が痛く
なって、歯医者さんに行くことになった。しかし、前述の通り、他の歯
医者さんには、床に段差があって、車イスでの移動には他人の手が必要
であった。だから、別の歯医者さんを探していた矢先である。そこへ、
今回の歯医者さんが見つかった。

 話を本題に戻して、この期に及んでジタバタしても仕方がない。今や
“俎上の鯉”になるしかないと覚悟を決めた。

 そこへ、歯科医が来て、診察台を倒して、治療が始まった。まず、目
隠しされ、口を開けると、右の上の奥歯のあたりがチクリとした。
「しばらく動かないでください」
と言って、診察台を離れた。これは『局部麻酔の注射をされたなぁ』と
思ったが、麻酔の注射がどれほど効くのか、まだ分からない。だから、
不安が残る。だけど、すぐ歯科医が戻ってきて、やすりの音が聞こえて
きた。まだ麻酔が効いていないのに……。
                 たかし  でした。

☆ 歯の痛みは、若い女性が治した

2017-07-23 10:30:56 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その818
☆ 歯の痛みは、若い女性が治した


 『さぁ、歯の治療が始まる』と胸をドキドキしながら診察台で先生を
待っていると、若い女性が現れて診察台を倒した。ところが、彼女が、
歯科医なのか、歯科衛生士と呼ばれる女性なのか、今のところまだ分か
らない。でも、マスクをしていて顔全体は見えないが、目元から察する
と綺麗な若い女性であることに間違いがないと、確信を持った。

 続けて、彼女は目を覆い、口を開けるように促した。言われた通り口
を開けると、順番に歯の状況を調べていく。普通、病院に行くと
「どうされたのですか?」
と最初に医師に聞かれる。ところが、歯医者さんの様子を見ていると、
そんなことを聞かずに、歯の状況を調べている。後で、その結果を踏ま
えて、治療方針を決めるようである。しかし、患者としては
「調べるのを後にして、痛いのを先に止めてくれ」
と言いたい。ところが、口を開いているので言葉にならない。だから、
こんなやり方で、患者の痛みが分かるのかと半分疑って掛かるが、患者
と言う立場上、従うしかなかった。

 その後、レントゲン写真やモロモロの検査を一通り終わって、診察台
に戻ると、しばらくして50代の男性の歯科医が来た。そこで、早速、
胸につかえた来院した経緯を話すと、一応、患者の気休め程度に口の中
を見て、痛み止めの薬を処方しておきますと言って、その日の診察は終
わった。最後に、かかりつけ病院名と担当の医師名を聞かれた。これは、
抜歯をする時に、止血の関係などの不具合をなくすために、予め聞いて
おくものと思われた。
 
 しかし、口を開けただけで、一切治療もしていないのに、痛みはどこ
かへ飛んで行っていた。これは、歯医者さんにいる若くて綺麗な女性に
気を取られ、歯科医が来るまでの間、目で追いかけている内に、痛みが
どこかへ飛んで行ってしまったものと考える。これは、他の事業でも当
てはまる節があると思われる。でも、これは男性に限ったことでもなく、
女性にも当てはまるものと考える。だから、それからの日は、痛み止め
の薬を飲まずに過ごすことが出来た。

 そして、1週間が過ぎて歯医者さんに行くと、突然、抜歯の話が出た。
抜歯と言えば痛い治療である。治療と言うより想像を絶する痛みである。
                      たかし  でした。

☆ ショッピングセンターにあった歯医者さん

2017-07-19 12:39:54 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その817
☆ ショッピングセンターにあった歯医者さん


 ショッピングセンターの中に、歯医者さんがあった。しかし、このこ
とは特にビックリすることでもない。それは、今の世も中、どこに行っ
ても歯医者さんがある。それを実証するように、街の至る所に歯医者さ
んの看板が立っている。だから、ショッピングセンターの中に、歯医者
さんがあっても、不思議なことではない。

 だけど、よくよく考えてみれば、ショッピングセンターの中に歯医者
さんがあれば、わざわざ歯医者さんにだけ行かなくても、歯医者さんに
行ったついでに買い物もできることになる。それに、大きいショッピン
グセンターだと、郊外にできても交通機関のことも考えられているので、
自家用車がなくても行く事ができる。だから、集客能力のあるショッピ
ングセンターにある歯医者さんにも、利用者(患者・消費者)にとって
も、好都合であると同時に、一石二鳥である。

 ところが、以前、お世話になった歯医者さんもショッピングセンター
の中にあった。でも、歯医者さんの中は狭く、なおかつ、床に段差があ
り、車イスでの移動は他人の手を煩わすことになった。ところが、今回
の歯医者さんは、中は広いとは言えないまでも、床はフラットになって
いて、他人の手を煩わすことになく自由に移動することができた。この
ことは、私にとって重要な決定要因であったし、これで、随分気持ちが
楽になった。

 今回、歯医者さんに通うきっかけになったのは、8020運動(ハチ
マルニイマル=満80歳になっても20本以上の歯を残そうとする運動)
の趣旨に賛同して、朝昼夜の3回、毎食後に歯を磨いてきた。そのお陰
で12年間、歯の痛みもなく、歯の治療をすることもなく過ごしてきた。

 ところが、食後に、つまようじで歯間の掃除をしていて、歯を無理矢
理動かしてしまって歯に痛みが出た。しかし、2~3日経って歯の痛み
がとれず、痛いことが予想される歯の治療に覚悟を決めて、ショッピン
グセンターにある歯医者さんに、予約の電話を入れた。

 そして、予約の時刻になって、名前を呼ばれ、ドキドキしながら車イ
スで診察台に向かって、治療を受けることになった。
 この続きは、次回ブログで……。
                       たかし  でした。

☆ 身障者がショッピングに出かける

2017-07-16 12:19:38 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その816
☆ 身障者がショッピングに出かける


 自宅の近くにショッピングセンターがある。そのショッピングセンタ
ーに、月に1度程度、一人でショッピングに出かける。ところが、一人
で行こうが、二人で行こうが、何人で行こうが、個人の自由である。だ
けど、ブログのタイトル通り『ぶらり車イス紀行』であるから、1人で
車イスでショッピングセンターまで、どのようにして行ったかである。

 しかし、福祉や介護について、まだまだ十分ではないとの意見も多い
が、以前に比べて(昔では、到底考えられない)雲泥の差があるほど、
あらゆる分野から手が差し伸べられている。

 まず、自宅から出かけたいと思うと、介護タクシーが自宅へ迎えに来
てくれる。だから、通院にもショッピングにも出掛けられる。もっと、
細かく言えば、病院の受付に依頼すれば、近くの薬局から処方された薬
が届けられる。だから、薬局に行かなくても、必要な薬が手に入る。

 そして、ショッピングセンターである。まず何といっても通路が広い。
これは、車イスの利用者には有難い。それは、目線が低いので手に取ら
ないと分からない、だから、どうしても動作が鈍くなるので、他の顧客
の邪魔にならないかを考える。だけど、通路が広いと、そういう気遣い
をしなくてよい。それと、手の届かない商品については、係の人が採っ
てくれる。例え、その場に係の人がいなくても『お嬢さん』と声を掛け
れば、誰でも気軽に採ってくれる。それと、精算するレジでも、あらか
じめ買った商品のカゴにレジ袋入れておけばを、レジを打つときに考え
て商品を詰めてくれる。そして、精算が済めば車イスの後ろにぶら下げ
てくれる。これは、身障者にとっては、嬉しいサービスである。でも、
このサービスは、ショッピングセンターでは、レジ混雑の原因になるの
で、やらないようにと通達が出ていると思うが、これは、レジ担当者の
機転によるものと思われる。

 また、ショッピングセンターには、カットハウス(散髪屋)まである。
しかし、そこの散髪台の椅子は高い、それに、脳幹出血による後遺症で
右手足が不自由なので、右の肩口を軽く持って、高い散髪椅子への乗り
移りのお手伝いをしてくれる。それも、身障者だと感じさせず自然にで
ある。これらは、社会全体が身障者を受け入れるのに躊躇しなくなった
証でもある。
 しかし、ショッピングセンターには、気に掛かるところがあった。
                      たかし  でした。