オメガスピードマスターと昔の手巻クロノを修理しました

昨日は閉店後大阪までメガネの配達に行きました。
時計修理の先輩のメガネを配達です。用事を済ませてからお店に戻っての修理です。

　はじめはオメガのスピードマスターです。
トリプルカレンダーのクロノです。
短針が外れての不具合で、何かショックを受けての不具合だと思います。
先日修理しました同じ機種も短針が緩くなって２４時間計に接触していました。
重たい時計で針が重なっているので、引っかかりやすいんだと思います。
預かった時点で３０秒くらいの遅れがありました。
分解掃除、タイミング調整で完了です。

　　　　

次もクロノです。
京都から送ってきていただいた時計です。油が固まっていてどこが不具合箇所か分からずとりあえず分解しました。

ざら回しも駄目。
部品点検しながらバラして洗浄。
注油しながら組み上げていました。
歯車は回転してアンクルまで力は伝わっているんですがテンプの振りが良くなく脱進機回りを点検。

　　　　

天輪がアンクル受けに接触していたのでテンプの受けの調整。ヒゲの調整をして昨日は帰りました。
今朝も順調に動いてくれています。

もうしばらく機械のままで様子を見てから針付けする予定です。

今日は閉店後集まりがあるので修理は営業時間中になると思います。
頑張ります。