正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ドイツ製の鳩時計の分解掃除です

2016年02月09日 | 鳩時計
昨日はハト時計の修理でした。

針金(ワイヤー)が絡んでいるのでケースから機械を取り出すのに勇気のいる修理です。

お預かり後少し時間が経っているので昨日は朝から「今日ハト時計の修理をする」と心に決めて出勤しました。

クロックの修理は場所を取るので基本的の閉店後からのお修理ですが、夕ご飯を食べて9時頃にお店に戻ってから機械を取り出す作業はちょっと気持ち的に負けてしまう気がして、営業時間中でしたが7時過ぎから取り出す作業に入りました。

鳩が鳴くのと同時に時内をしてからオルゴールが鳴る機械でした。









オルゴールの鳴って止まる構造をもっと確認してから取り出した良かったのですが、取り出すときに少しワイヤーを変形させてしまったみたいで組み上げる時に調整で物凄く時間使ってしまいました。

何度しても反省ばかりです。

機械は長年お使いみたいで歯車、アンクル等に埃がたまっていました。





いつもと同じように、初めに部品の残っている油を落としてから洗剤を落とし、部品を一つずつ乾燥させてからベンジンで再度洗浄し、組み上げています。

調子も順調に終わったのですが、前述通りオルゴールの調整に時間がかかってしまいました。

腕時計の組み上げも予定ていたのですが、様子を見るために壁にかけて帰りました。

(ふいご、針はまだ取り付けていませんが)

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