11月に入りました。
月曜日雨です。
昨日は日曜日で夕方にはお客様少なくなり、分解掃除の続きです。
セイコーの婦人物に手巻き時計です。
洗浄をして組んだのですが動かず。
再度分解して部品を点検しました。
オシドリの先が折れてしまっています。交換です。
アンクルまでは力が言っているのですがそのあと脱進機での不具合です。
アンクルのあがき、テンプのあがき、ひげゼンマイの形を点検し修正。
アンクルの爪が少しでていてこちらも修正です。
思った以上に時間がかかり昨日はこの修正だけで帰りました。
時計は問題なく動いてくれています。
組み方も少し変わっていてインターナショナルの自動巻き時計のような感じで輪列受けを組みました。
今日も一日頑張ります。
爪の出入り具合の調整は特に難しくて諦めることがほとんどです。
テンプの上下の石のヒビや割れも部品がないとどうすることもできません。
ほんとに微妙で難しいです。
何とか動いてくれています。もうしばらく様子を見てみる予定です。
ほんと何とかやっている感じで頼りないですね。もっと頑張ります。