正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

セイコーシルバーウエーブとセイコーの昔の掛け時計を修理です

2017年05月09日 | セイコー
昨日は昔のセイコーを2点修理しました。

初めは腕時計でシルバーウエーブ。電磁テンプの時計です。


文字盤の足が2本とも折れていて両面テープで文字盤と枠が留められていました。













テンプが2重になっていてその中にコイルが入っているモデルです。















キャリバー0703

分解掃除を依頼されました。

部品がかなり少なくなってきている時計ですので部品交換が必要な場合で在庫がない場合は修理出来ないとの説明をさせていただいて修理開始です

電池を入れても動かない状態でした。

分解して点検。機械内部に毛ボコリ等がかなり入っていました。

洗浄後動き出したのですが文字盤上の状態で止まってしまいます。
たぶんテンプ部分に不具合が出ているんだと思います。

もう少し調整してみます。

次はセイコーの昔のボンボン時計です。















時方にコハゼバネがダメで部品を探したのですがなくピンを作っていれて分解掃除をしました。

かなり油が盛り上がっている箇所が何か所かありホゾ穴も大きくなっていました。

地板、受けで6か所メタルブッシングの作業をして組み上げました。

ゼンマイを少し巻いてランニングテストをしたとこと新しく入れたコハゼバネが外れてしまいました。
再度作って組み込む予定です。

今日は懐中時計の修理を1点してから帰る予定です。

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