マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

誤解は禁物

2008-10-08 16:15:25 | 教会の風景
今日は朝からずっと教会です。
礼拝説教の準備をしました。

この前の礼拝説教のダイジェストをUPしておきます。
聖書箇所 出エジプト記6:10-7:7
「告げよ」

誤解は損です。
それはクリスチャン生活でも同じ。
じっくり落ち着いて、みことばに聞く習慣を持ちましょう。


モーセの誤解

勝手に自分なりのシナリオを描いていた。
「どうしてパロが言うことを聞くでしょう。」(12)
→ 初めから「パロは聞かない」と言われてるのに・・・
  いつのまにか、説得するためのシナリオを描きたくなってしまったみたい。

間違った原因究明の仕方。
「私は口下手なのです。」(12)
→ 主はモーセの能力を問題にしていないのに。

そもそも主が何を求めているのか。
「・・・告げよ。」(11)
→ これが根本的な原因。
  主の求めている自分の仕事をちゃんと理解できていない。


主のカウンセリング
主は、モーセに気付いてもらうために丁寧にコミュニケーションを図る。

この件の責任の所在
「わたしは主である。」(29)

モーセの仕事の確認。
「・・・告げよ。」(29)

モーセの役割と仕事とシナリオの再確認。
「あなたをパロに対して神とし、・・・」(7:1)


このコミュニケーションで、モーセの誤解はスッキリ。
「そこでモーセとアロンはそうした。
主が彼らに命じられたとおりにした。」(6)


私たちも、丁寧に向き合ってくださる主の教えを注意深く受け止めたいですね。
思い込みはです。

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教会

2008-10-08 13:22:21 | 聖書通読
今朝読んだ聖書箇所です。

新約聖書 コリントⅠ 1:1-3
「・・・コリントにある神の教会へ。
すなわち、私たちの主イエス・キリストの御名を、
至る所で呼び求めているすべての人々とともに、聖徒として召され、
キリスト・イエスにあって聖なるものとされた方々へ。
主は私たちの主であるとともに、そのすべての人々の主です。」

コリントの教会は問題だらけの教会でした
仲間割れがありました。(1:10)
不品行がありました。(5:1)
復活はありえないという人もいました。(15:12)
異言などの賜物を授かった信者もいたようですが、用い方は無秩序。(12-14章)

この手紙が書き送られたのはA.D53年頃だそうです。
そして、その約40年後(97年頃)にコリントの教会へ書き送られた
「クレメンスの手紙」によれば、またまた分裂の危機。
なんだか不甲斐ない教会の姿です

しかし・・・
それでも、「神の教会」です。
そして、「聖徒として召され、キリスト・イエスにあって聖なるものとされた人々」です。
神の救いの力強さと神の忍耐と憐れみは計り知ることができないものです。

教会は、まさにキリスト・イエスのおかげで、救いの中に保たれています。
どうか、その救いにふさわしく聖なるものとされ、整えられていきますように。
この時代の教会が直面している問題に対して、適切な対処ができますように。

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