和解

今晩は祈祷会です。
祈祷会の学びで使っている「イエス・キリストの受難」も終わりに近づきました。


今日は４４課「民族間の敵意を打ちこわすため」を学びます。
引用聖句　エペソ２：１４－１６

「キリストこそ・・・ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。
敵意とは、さまざまの規定から成り立っている戒めの律法なのです。
このことは、二つのものをご自身において新しいひとりの人に造り上げて、
平和を実現するためであり、また、両者を一つのからだとして、
十字架によって神と和解させるためなのです。
敵意は十字架によって葬り去られました。」

福音は、差別や偏見を打ちこわすものです。
健全な福音の理解は、私たちの間の垣根を取り除くものです。

しかし、残念ながら・・・
歴史上、キリスト教徒とユダヤ人の関係において、福音の本領が発揮されることが稀でした
そのようなことも正直に見直しながら、今晩の学びを進めます。


参考図書
「アンネ・フランクはなぜ殺されたか　ユダヤ人虐殺の記録」
「聖書の世界とイスラエル」