鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

下鷹地域を歩いてみて思うこと

2020年09月13日 | Weblog

駅前通りの右手が下鷹地域である。国道沿いの並木が植えられた歩道を歩いてみる。舗装道路は立派だし、歩きやすい歩道であるが、いかんせん人がいない。数軒の人家があるだけで、○松さんの花卉栽培のビニールハウスが目立っていた。今の時期、外から見た限りでは花は咲いていなかった。

写真は○松さんの家のビニールハウス。

昨年開催された鷹泊ふるさと会の席上で、町内会長さんが、人がいなくなって「新聞配達をする人がいないのでやむなく配達業務を引き受けた」ようなお話をされていた。

昭和36年のデータで下鷹だけで世帯数33戸、人口151人であり、道路の両サイドに家がたちならんでいた。ここに大原商店(その後坂田商店)があって、牧野旅館があって、吉田薬屋さんがあってなどと昭和30年代を思い浮かべてみた。

写真右手前は鷹泊郵便局。郵便局は、位置的には中鷹に近いが、ぎりぎり下鷹に属する位置に存在している。隣に2軒ある以外は、見える範囲で右手に人家はない。左手の道は昔踏切があった方向へ向かう道