旧暦では2月4日が立春である。関東では昨日から今日にかけて大雪になり、車の事故のニュースがたえまない。とても春が来たとは思えない。でも雪化粧をした枝の下では桜の木は、春の開花の準備を確実にしているのだろう。木肌がピンク色になっている。冬が寒ければ寒いほど、春には桜花爛漫に散り乱れるであろう。
四文字熟語を使ったが、昨日図書館へ行ったときに文芸春秋をパラパラとめくった。私の目に飛び込んできた四文字熟語が酒池肉林であった。日本国内で秘境の地を求めても見つからないだろう。たぶん中国の田舎には、まだいったことがないような、温泉があるかもしれない。というような話しであった。この話しをした人が実際に中国の秘境と呼ばれるところに行ったのである。そこで温泉を見つけるのである。林の中から傷を負った鹿が飛び出してきた。鹿も入れる温泉なのだから、安全と考え、つかることにした。隣のほうからなにやら話し声が聞こえてくるではないか。聞いてみると、自分に、美しい女人が声をかけているのである。「一杯いかがですか?酒は百薬の長ですよ。」美しい声が隣でする。ようは、この話しのような出来事が、酒池肉林だといいたいのである。
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