Forever1.17

今年で15回目の1.17です。

今年は奇しくも土日にあたり、他にも用事があったため関西に訪れていたので、初めて東遊園地に行ってみました。






神戸の朝は平和です。
15年前の惨事が信じられないような、いい青空には暖かみもありました。





東遊園地とは、毎年今日のニュースで必ず皆さんがご覧になるであろう、この献灯の場となっている公園です。





ボクが訪れたのは９時を過ぎた頃だったので、人の往来も落ち着き、灯された火もまばらでしたが、遊園地に立った瞬間の雰囲気は、やはり震災の爪痕の重さ、人々の重みをボク自身も感じました。






神戸を愛する者として。
人格形成の貴重な学生時代から神戸に訪れてはいろいろと成長させてもらった者として。

一度、行ってみたかったんです。



しかし、この空気、ある程度分かっていたし、
やはり神戸で実際に被災して悲しみを負った方のことを思うと、神戸の人の気持ちが分かるなんて言えないのも仕方ないと思っている自分としては、今まではただただ遠くから神戸の人たちのために祈ることしか出来ませんでした。






それでも
15年という節目でもあり、この震災という事実を確かに伝え、素晴らしい街を自分たちの世代が守っていかなければと思う気持ちが、今日、現地でボクの手を合わせました。




そうなんです。
震災から15年。

いまだ忘れられず悪夢として事実を背負う方も入る一方で、神戸市民も30パーセントが震災後に他府県に入れ替わって来られた方、あらたに生まれてきた子供たちなんだそうで、震災の鎮魂もまた、これから少しずつながら風化もしていくかもしれません。





ボクは神戸が好きで、神戸に触れることで震災のもとにも触れました。

街が復興し、ボクを暖かく迎えてくれた神戸の街には、まだまだボクは恩返しをしなきゃいけないと思っているし、同じように愛着ある地元である名古屋にも、起こりうると言われている大地震の予想があります。



なによりも「忘れない」ということが、
犠牲になられた方にも、これからの未来の自分たちのためにも、大事にしていくべきことと、震災に直面していない他府県民もこうして感じています。


そう言う意味でも、
節目である今日、現地に行くことが出来てボク自身の気持ちもより固まった気がしました。





今日は祈らせてください。
そして、みなさんもぜひ今日は感じてください。



忘れちゃいけない、1.17。

合掌





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