せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

盆休み2

2007年08月14日 | 旅・歴史探索
今年のお盆休みは、基本的に自宅にいるため、近場で贅沢な時間を過ごすことにしています。


てことで、徳川園です。

夏休みは小中学生向けの企画展示で、毎年三英傑にちなんだ戦国武家社会の展示を行います。
ボクにとっては一番大好きな時代の展示のため、毎年足を運んじゃいます♪

今年の注目展示は、、、

長篠合戦図屏風
小牧長久手合戦図屏風
関ヶ原合戦図屏風
家康所用の熊毛具足
加藤清正の烏帽子型兜

などがポピュラーどころですか。

あと

この絵とか。

三方ヶ原敗戦益画像

家康が武田信玄の浜松侵攻に破れ、命からがら逃れてきた際に、戒めとして描かせたことで有名なこの絵。
家康自身、終生この絵を反省材料として、また時には(ある意味)武勇伝として語り続けた絵です。

このとき、敗走する家康は、反省はもちろんのこと、武田の武勇の素晴らしさや、味方が命をかけて自信を守ったこと。
いろんなことを思い浮かべては”人を動かす”人となりを悟ったと言う。

敗走後の家康の行動はとても大胆で、しかも負けて逃げ帰ってきた自分の表情を自身の反省材料にするために絵に残すなんて、とても心の広い人間だったんだなぁ。
と痛感させられる。

大好きな絵のひとつです。

本当にいいものを見ることが出来るし、今回は信長や秀吉の自筆の書状(しかもきわめてプライベートに近い)が展示されていたりと、ちょっと切り口の変わった品物も見ることが出来て、面白かったです。

今月いっぱいやっているので、もう一回くらい見に行ってみたいかも。。。


世間はお盆休みということで、徳川園は多くのファミリー客で盛り上がっていましたが、そんな賑わいを包み込むような徳川園の静寂、都会的でスマートなロケーションは、とてもすがすがしく贅沢な時間を過ごさせてくれます。

街も静かでしたしね。


例によってケッタで行ける場所なので、帰りもアイスを食べながらゆっくり帰りました♪

普段は慌ただしく行き交う街並みも、すばらしさ再発見です。

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