せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

幕張サボテンキャンパス、文庫化

2008年06月05日 | Weblog
へぇ~~。
ビックリ。

やっぱ名作なんだ(笑)。


みずしな孝之氏の「幕張サボテンキャンパス」です。


↑の「ササキ様に願いを」という横浜ベイスターズのマンガで一世を風靡(でしょう)した方の作品です。


けっこう面白いんですよ。
柏明日香(主人公)をはじめとする登場人物が繰り広げる、幕張を舞台にした大学生の日常を描いた作品です。

作者自身も大学在学中の頃から連載をはじめたということで、とくにリアルな学生の視点から、主人公たち学生生活の日常を描写していると思います。


とくに初期の頃のものはそんな素朴な雰囲気も伝わります。
学生やっている方、やっていた方にとってはとくに親近感を感じて読むことが出来るのではないでしょうか。

もちろん、そうでない方も20歳くらいの頃のゆるさ(笑)、楽しさ、若さ…。
お金はないけど元気がある、、そんなちょっと懐かしい気持ちになるのはないでしょうか。



また、
この作品は千葉の幕張が舞台で、いたるところで千葉県内の土地が見られます。
表紙や扉のカットも、登場人物が千葉県内の名所などにいる風景が描かれています。


登場人物の名前もまた、千葉県内の土地や駅名が使われているんですよね。

三咲津田沼誉田と言った具合です。

薬園台東総元ユーカリ(が丘)、、、なんていうマニアックな名前も登場しますし、千葉が好きな方、千葉在住の方、鉄道マニアの方も面白い作品かと思います。


そうそう!


MAXジョージアも、このマンガで知りました。

千葉マリンはもちろん、マザー牧場、鴨川シーワールド、ザウスとか、、、千葉にまつわる土地も出てくるし、「なのはな体操」といった、地元民ならではのローカルネタも出てきます。

そういえば、MAXジョージアもサイゼリヤも、なにげに全国区になってきましたよね。


ボク的には、
ロッテ応援団時代(同時に学生時代)にまさしく幕張周辺によく行っていた、そんな思い出もこの作品の背景とよく重なっているのでしょう。

前述のように、ボク自身も大学生時代にリアルタイムに読んだ漫画だったので、とても印象に残っているんです。
弟も気に入って読みまわしていましたし、いまでもたまに読むと面白い。

時代の流れも感じませんしね。

ノーマルな日常なんで(笑)。

おまけコーナーとして巻ごとに連載していた、作者の貧乏旅行をまとめた記録漫画もまた面白いです。


4コママンガですが、11巻にも及ぶ長期連載で登場人物も歳をとっていき、卒業、大学院、教育実習、結婚などなど、主人公の柏明日香たちが大学院を卒業するまでにさまざまなストーリーがふりかかりながら進みます。

そのなかで、登場人物が進路のことや、人間関係などなど、人生の課題にも直面していくため、より親近感を持って引き込まれていくのではないでしょうか。


竹書房漫画文庫より、4月から発売。順番に刊行されていくそうです。


おススメします(笑)。



そーいえば!サボテンキャンパス読者の方。

早稲田にはほんとうに”さだ研”があるそうですね!!?

「連休明けてもさだまさし」で存在を知りました(爆)。




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