せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

天下動乱

2006年06月18日 | 旅・歴史探索
功名が辻…

先週の本能寺に続いて、これからは動乱の時期ですね。

ボクは明智光秀の気持ちも良く分かり、ドラマでも律儀で誠実な光秀を伺えることが出来たので、光秀の最期となった今回もまたグッと来るモノがありました。
たぶん、自分が織田家の家臣だったら、秀吉ではなく、勝家でもなく、光秀になっていた気がして。。。

玉も細川家から追われたようなもの。これから玉もまた”ガラシャ”として数奇な運命をたどるわけで…。
また、玉もとても賢くて強い女性なので、これからのドラマ上での生き様は楽しみ(ハセキョーも楽しみなんですが(笑))。

今回の功名が辻は、戦国史の勉強にはもってこいのドラマですね。
時代考証も小和田哲男先生(この人は戦国歴史の権威ともいえる、日本でも第一人者の先生なんです)なので、とくに興味深く見ています。

功名が辻の前半でのクライマックスであったでしょう。
これからも羽柴秀次や、石田光成など、大きな乱世の悲劇の主人公は続々とでてきますが、光秀の死は、これまた歴史の流れを変える大きな悲劇であったと思います。

誠実なゆえに、信長のやり方に葛藤を抱えて我慢し続けた光秀。
念は爆発し、ついに信長を殺したが、その運命もまた時代の流れに飲み込まれるように絶えた明智光秀。
逆賊としてあわれな最期を遂げた光秀。

ボクは、信長も秀吉も好きですが、
今日は、ちょっと光秀の健闘をたたえてあげたいんです。

そういえば、天王山といえばいまでも名神高速の要所の一つですね。
幕末には禁門の変の首謀者である真木和泉も、燃える京の街を望みながら自害したという場所。
あのときの禁門の変で息絶えた長州の志士もまた、自分の念をもとに戦い、自分の志のもとに息絶えたんですよね。

昔の人は、命をかけて自分の志を貫いた。
強いよねぇ。