せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

WBCで感じたこと

2006年03月23日 | 野球
WBCの選手も帰ってきて、早速ペナントレースの準備だけど…。
あのチームにイチローも愛着がわいてるようだし、なんかあの場面はいまだ何度見ても嬉しい思い出になってるので、ちょっと寂しい気分もするね。

ときに、今回のWBC。
いろいろと問題点があって、それに対して苦言を持っている人も多いと思うけど(のわりには優勝したら気持ちが変わっちゃった人も多いだろうけど…笑)、第1回から急造体制で問題点がないわけもなく、MLB側の一方的なルール作りというきらいもあったが、プレーする側としては”同じ条件”には変わらないわけで、これから諸問題の解決を含め、日本のプロ野球がしていかなきゃいけないこと、ファンが考えていくこと、を3つほどつづってみよう。

☆その1
コミッショナーが毅然とした態度をとること!
ってか、態度の取れる人を立てること!!
ご存知の通り、あんな”天下り”コミッショナーが野球について何が出来るのか!?
いまのコミッショナーの”権限”とは、プロ野球界における”威力”ではなく、単なるオーナー連中の”利害関係”である。
そんなんだから、態度が曖昧になってしまってMLBになめられるのである。

☆その2
球場を見直すこと!!
やっぱりメジャーの球場はスケールが違うよ。そして天然芝がキレイだよ。
そりゃ手間のかかり方は違うし、雨の多い日本では”ドーム”はあったほうが良い。
けど、選手の身体のためにも目のためにも天然芝が良いと思うし、ダイナミックなプレーも期待できる。
そしてなにより、テレビを見ているだけでも伝わる雰囲気が違う。味が違う。
野球場が”ボールパーク”と呼ばれる意味が本当にわかる気がする。
日本の球場はキレイで機能性は抜群かもしれないけど、遊び心がない。
”味”のある球場を利用して遊び心を取り入れるだけでも、十分に他をしのぐファンサービスが出来ると思うんだけど…。
それが次代の野球少年の”夢”を作っていくんだと思うし。

少なくとも、いま!屋外(天然芝)球場を持ってる球団は、大切に維持して欲しい。(←思いっきり特定球団に対して言ってますね)
それだけでも日本野球界の大切な財産である!!

☆その3
ファンに告ぐ。
みんなWBCで活躍した選手を見に行けよ!!
日本プロ野球は、MLB選手軍団にも互角に戦った。
日本プロ野球は決して劣らない!!ということを確信できたと思う。
いま、野球もサッカーも”世界”を意識して注目が海外に偏っている。
海外在籍選手の活躍も、国内リーグの”基盤”があるがらなしえるもの。
国内を無視して海外ばかり追及したら、頭でっかちでいつかは本当に廃れる。
上記のような”改革”をするためにも、ファンが見に行かなきゃ。
見に行って正直な意見を投げかけるのだ。
意味がないから選挙に行かないんじゃない。選挙に行って意味ができるのだ。

とくに、MLBはこれをきっかけに、日本国内の市場にもMLBをもっと侵攻したい意図もあるという。台湾や韓国とのボーダーもなくなって、アジア間の距離もぐっと縮む可能性もある。
だからこそ、”日本プロ野球ここにあり”という動きが欲しい。
それを作っていくのは、選手やオーナーだけじゃない。
ボク達だって出来るのだ。

野球の活性、真の世界制覇を目指して、今年の大いに盛り上がりたい。

写っ
ほれ見ぃ!
でらキレイだがー。
こんな景色、ドームじゃ出来んでしょ。