せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

グデグデ

2006年01月03日 | Weblog
でもないつもりだが、やはり起床時間などは響くねぇ。

しかし、正月だというと、何でみんな時間を限らず飯を食いたがるんだろう(笑)??
”正す”月やで!!ほんまに。。。
朝から雪が解けたような小雨が降り続いていたので、結局たいした外出もなく、月並みな正月のひとときを過ごしております。
にしても、休みははやいね~。

今日は「新選組!」と、続編「新選組!!」を楽しんでおります。
ほんまに良いよ!これは。三谷幸喜作品が局を越えてかぶってはいるが…。
三谷ファンにとっては嬉しい悲鳴であろうと思う。

また、昨夜は元中日監督の近藤貞雄氏がお亡くなりになったとか。
たしかに最近はひどくやせて、おじいちゃんの顔になってしまったなぁと感じたものです。

中日ドラゴンズの歴史には欠かせない名監督ですね。優勝もしているし…。
でも、通算成績を見たところ、決して成績は良くはないんだね。
Aクラスは優勝時のみで、残りのシーズンはすべて4位か5位。優勝した82年も64勝しかしていない(まぁ、当時のペナントレース背景を知らないうえでの意見ですが)。

それだけ、”記憶”に残る監督だったんですね。
現役時代やコーチ時代のキャリアを活かした投手分業という話は有名だが、個人的にはピッチャー交代の際にボールをピッチャーからぶん取るという行為(それを拒む小松とのやりとり)や、抗議の際に決して”手は出さない”と、手を後ろで組んで胸でどつくという、豪快なイメージが強いです。

こんどのマスターズリーグは追悼試合になるんだろうね。

ところで、お亡くなりになった方の話題としては不謹慎なことと承知で、あえて言いたいことがある。
本日の中日スポーツの1面。近藤氏逝去の話題で大きく出ていた。
中日監督もつとめた大人物として、また中日新聞として当たり前なことではあると思うが、仰木監督の逝去の時とは、まるで扱いが違ってなかったか??

あの日、全国的に各紙は仰木監督の逝去で1面を飾った。まさに、今日の近藤氏のように。

ところが、中スポはその日、1面のメインは
”元西武の(ドミンゴ)マルティネス、中南米スカウトに”ですよ。。。
しかも最近の写真がないので、西武時代の写真にイラストで飾る1面。
そして左下に小さく仰木監督の記事。。。

こんなスポーツ紙はじめて見た!と、思った。
もともと中スポがドラゴンズ一色になるのは仕方ないと思ってはいるが、さすがにあんまりだろ!と思って、中スポは保存するのをやめた。
正直、仰木監督がマルちゃんに負けたのは悔しかったし、おかしいと思った。
仰木監督の功績の大きさを紙面に反映させて名古屋の読者にもしっかりと伝えてほしかった。

とくに最近は輪をかけて”地元密着”を強烈にアピールしている。
ドラゴンズのヒイキをするな!とは言っていないし思ってもいない。
近藤氏のことも、ドラゴンズの優勝監督として敬意を持っている。

ただ、忠告をしたい。
あんな紙面作りでは、名古屋の読者は掴んでも、そんな名古屋の読者は井の中の蛙というのか、情報力ではとても損をしているようで気の毒で仕方がない。。。
名古屋に限ったことではないと思うが、本拠地のファンは特に思い上がったファンも多く、長年ファンをやっている人でも、ドラゴンズのことしか語れない人って多い。

いまは各地のファンが球界全体をまんべんなく捉えて考えて、盛り上げていかなければいけない。
そんなときに、偏った編集で他球団や球界全体への理解を遮るようなことがあったら、それはとても残念なことである。

ほんとうに不謹慎な話の持ってき方ですみません。近藤貞雄さん。
でも、ぼくはこれもドラゴンズファンの活性と質向上をと思って、あえて忠告してみました。

心よりご冥福をお祈りしています。