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新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

健康講座

2008-01-30 14:56:49 | 健康・病気

 Photo           Photo_6 高崎市で健康講座、70人が聴講  Photo_3

 演題“「がん」の予防と暮らし方”

 高崎市箕郷公民館で、1月28日、午前10時から12時まで、1年間に32万人が亡くなる「がん」を副題に、カプセル内視鏡カメラ、ポジトロン断層撮影などの診断の紹介と実際映像、内視鏡手術や群馬大学に、わが国4番目に設置された重粒子線治療の、実際の効果の症例等、パワーポイント55画面を使って、分かり易く説明しました。

 質疑応答も5人の同年輩の方からあったり、講演後、妻のがんの転移の心配を内々に相談するなどもありました。

 新聞社の取材もあり、また財団法人 がん研究振興財団から、9種類100冊ほど、「がんとどう付き合うか」のパンフレットの無料提供もあって、すべてなくなりました。


「脳」の精密検査顛末記ー5

2007-02-20 16:46:14 | 健康・病気

Photo Photo_1 衝撃の「脳」梗塞像

  (左右の写真は、クリックして拡大)

 脳の精密検査の最終局、CTを撮って診てもらいました。

 ご覧の通り、各所に点々と白い斑点の梗塞像が認められ、衝撃を受けました。

 しかし、Drの仰るには「小さな梗塞像がみられますが、この程度の数と大きさは、75歳の年齢相応のもので、自覚症状も含めて、症状が現れるほどのものではありません」とのことでした。

  しかし、こうして毎日何百万、何千万ケもの脳細胞が、死滅してゆく様は、なんとも空恐ろしく感じます。

 「これ以上進行しないように、脳の血流を改善するための、血行促進剤の服用を続けてください」とのことで、処方して頂きました。

 「総体的には、特に問題なし、来年の今頃、今回と同じような検査を受けることを奨めます」

 1、ふらつき、つまずきの原因は、三半規管の老化によるもので、平衡感覚の鈍化が原因。

 2、MRA検査で、動脈瘤などは認められず、くも膜下出血の心配も、まずない。

 3、MRI検査で、脳動脈の血行は、年齢相応ではあるが、改善の要あり。

 4、CT検査で、小梗塞の痕跡が認められるので、これ以上進行しないようにつとめる。

 両親が、いずれも脳血管障害で、50歳台で絶命しているのがきっかけで、検査を受けたわけで、少しホッとすると同時に、日本人の3人に1人は、血管障害が死因であることを考えると、60歳を超えたら、1年に1回は検査しておきたいものだと、つくづく思いました。

 保険料は、合計150.030円、自己負担額は(1割負担)15.010円でした。

 予防に優るものはありません。

 脳出血・くも膜下出血・脳梗塞を発症して、たとえ生き残ったとしても、後遺症の治療費は、計り知れないほど莫大なものですし、介護する家族の心労も並大抵なものではありません。

 老痴呆・認知障害になってからでは、なおさらです。 


人体実験・その後

2007-02-15 10:28:10 | 健康・病気

水泳で完治宣言?

  講演が続いて、声帯・咽頭・そして気管支炎、加齢とともに完治するまで、時間のかかることが身に沁みました。

 恐る恐る、ウオーキングを始めてと、愛犬ランを連れてでかけてみましたが、上州名物空っ風にあおられ、おまけに、異常な空気の乾燥にくわえて、花粉と砂ぼこりに、かえって喉を傷めてしまいました。

 一昨日、人体実験のつもりで水泳プールへ、たとえ500メートルでもいいからと、出かけてみました。

 500が800に、さらに1000を超えても息苦しさもなく、とうとう1300のところで、やめました。

 ダンス歴25年の“かみさん”が云うには「ダンスもそうよ!少しぐらい風邪を引いても、踊り始めれば平気なものよ」

 どうやら水泳もそのようで、15年も泳いでいると、慣れるものらしいです。

 昨日も1300メートル、ゆっくり泳いで、風呂につかり、サウナでリラックスしてきました。

 半月たっての完治宣言!

 今日もこれから、3日続けての泳ぎとなります。

  北嶋選手は、12,000メートル!ウヒェーッツ!「比べちゃーなんだけど、・・・・。」

 ブログも、公開5ヶ月目で、ようやくアクセスが3000件を超えました。


脳」の精密検査顛末記・4

2007-01-26 09:32:56 | 健康・病気

                    Dsc01491 Dsc01492 「脳」の血流をあげる

左が化石のMRI・青色が目につく

 右が76歳・かなりの好血流・赤色が目立つ

  脳の血流量の低下は、すなわち血の巡りが悪いこと。

 脳細胞の成長は、20歳代で最高となり、以後は下り坂で、下降線が緩いか急かは、その後の「脳」との付き合い方で決まる、と云うことになるのでしょう。 

 血の巡りの悪いことは昔から承知はしていたものの、このまま脳へのエネルギーや酸素の供給が減っていけば、行き着く先は、「痴呆」と云うことでっしょうか?

 このまま推移すれば、脳梗塞や脳組織の萎縮は早まるばかり、と思うと、「ボケ」の危機を感じるやら情けないやらで、はて、どうしたものか?

 75歳になって、逆立ちが効果がある、といわれても、とても無理、転倒して骨折でもしたら、それこそ「寝たきり」の危険性があります。

 頭の体操を積極的に・・・・。

 そこで、「当面の対策」としては・・・・。

 1、水泳やウオーキングはこのまま続けて行くこと。

 2、人参、玉葱、大蒜(これは苦手)などの血行促進に効果のある食材を積極的に摂ること。

 3、15分間の昼寝と、良好な睡眠に心がけること。

 4、パソコンにかじりついて、物書きや検索を楽しみながら続けることが、頭の体操と心がけ、時々麻雀ゲームやトランプ遊び、パソコン麻雀などやっています。

 名人から雀聖の称号も取得しました。

 5、人との会話、すなわち、お喋りと交流の機会を積極的に増やすこと。

 学校の講義や講演、研修会やセミナーなどへも、また、この頃富に盛んになった同級生との食事会などの集まりには、都合の許す限り積極的に参加すること。

 とくに、健康講座では、「お喋り」を推奨しているので、率先遂行。

 通っているプールのサウナでも、知りあいが徐々に増えて、会話も弾みます。

 愛犬「ラン」を間に、夫婦の会話も、たとえ他愛のない会話でも増やしていくこと。

 明日は、熱海で「全国検査問題交流集会」が1泊2日で開催され、記念講演「臨床検査の光と影」を講演、続いて分散会など、頭の体操をかねて、大いに脳血流を盛んにと、期待しています。 

 あとは、2月に予約している脳のCT、結果はいかにと云うところです。

 1年に一回は、危ない個所を診てもらって、早めに対策をたてれば、医療費の節約になります。  


「脳」精密検査顛末記・3

2007-01-18 13:46:04 | 健康・病気

               Photo_4 Dsc01492 ←化石のMRI               対比された75歳のMRI⇒ 

脳の血流量を検査するMRI検査を受けたのですが、その前に、機能訓練室のある4階で、メンタルテスト、いわゆる「物忘れ」検査を受けました。

 カナ拾い、おとぎ話からの母音拾いと内容の理解力テスト、熟語の逆さ読み、暗算問題、記憶力テストなどなど、みっちり30分間程のテストで、痴呆の検査だな、なんて思いで神妙に受けました。

 終わって主治医の結果説明。

 物忘れテストは「俺より良いよ」なんて云われて、いいご機嫌でしたが、ご覧のMRIの画像をみせられて唖然としました。

  MRIは、赤い色調が多いほど血流が良好な証拠で、黄色が中間、青色ほど血流の悪いことを示します。

 一目瞭然、いわゆる血の巡りが悪いとくに、前頭部の血流不良に愕然としました。

 対比として参考にみせられたのは右側のもので、化石より2歳年上の男性の画像でした。 

 少々慰められたのは「この方(対比像)は、この年齢にしては抜群の症例と言えますがね、・・・。」

 とは言え、まざまざと見せつけられたこの現実は、素直に認めざるを得ないものでした。

 「水泳やってウォーキングもみっちりやっているんですがね、どうしたら血行が良くなりますか」に「水泳もウォーキングも地球の引力に逆らっているので、脳の血流には、さほどの効果はない、1日2~3回、逆立ちするのが一番いい」とのアドバイスには参りました。

 もう50年間も逆立ちをしたことがありません。

 血行を促進するための薬剤の処方も受けました。

 食後に1日3回、なにしろ、決まった薬を決まった時間に服用する習慣がまるでないので、しょっちゅう飲み忘れます。

 とりあえず、1ヶ月間、服用してみることになりましたが、薬効はいかに、・・・・です。