ハンハン Taka Blog

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大宮戦 1-1

2014-05-20 | サガン鳥栖
今季初のドロー。
序盤と終盤に見せた攻撃は,迫力があり多彩さもあり,将来へ向けて進化している様子が伺い知れた場面だったととらえたくなってしまいます。
ゴールが決まったかのように見えた場面も数回ありましたが,それも含めて多くの悲鳴やため息が会場を包みました。
それだけに,豊田選手のPKからの得点場面の盛り上がりは凄まじかったですね。

昨日,オランダとコートジボアールの試合をしばらくの時間見ました。
自陣でボールを奪うと素早く縦に長いボールを入れてサイドからのカウンターを仕掛ける場面があり,戦術の一つとしてオランダが鳥栖と同じような攻撃をしていました。
鳥栖の縦ポンサッカーは,時としておもしろくない,それ一辺倒だと揶揄されることもありましたが,オランダも機を見極めてそなような攻撃をするわけであり,現在の鳥栖がそれ一辺倒ではなく,自分たちが築き上げてきたことを攻撃の一手段とすることができています。
さらに,新たな戦力が加わったことで攻めの多彩さや分厚さも出てきて,それが,今の鳥栖の強さの要因の一つとなっています。

試合の中盤は大宮が支配する時間帯が長く続きました。
何よりも,鳥栖がやりたい前線からの守備を大宮のほうにやられてしまって,特に,パス出しに余裕を与えられず球際にも厳しくいかれて,結果的に相手ボールになることが多く,やりたい攻撃を封じられた時間が長く続いたようでした。

最後に民友選手が外した場面では,多くの選手が倒れこみ,それまでの多くのチャンスに決めきれなかったことも含めて大きな疲労感が一気にあふれ出たようでもありました。

大きな目標を掲げる鳥栖にとって,この試合も重要な教訓の一つとなるでしょうし,中断明けからの鳥栖の試合への期待感が一層高まります。





大宮戦に向けて

2014-05-16 | サガン鳥栖
World Cupブラジル大会が近まり,明日の試合後,リーグ戦は一時中断となります。
連戦を期待以上の成績で乗り切り,サポーターを虜にしているサガン鳥栖。
大宮との一戦でも勝利をプレゼントしてほしいのは言うまでもありません。

大宮は下位に沈んでいるチームとは言え,DFの高橋選手が4点,菊地選手が3点と得点を重ねていて,セットプレーには注意が必要でしょう。
トップ下の家長選手もテクニックがあり,彼を含む前線の4人が上手く絡むと,これまた怖いシーンが待っていそうです。

鳥栖も前線のメンバーは得点を重ねていて,好調さを高めています。
菊地選手が怪我で抜けたにも関わらず,昨年とは違ってDF陣の踏ん張りが目を引いています。
そして,新メンバーの活躍もあり現在首位。
今節も,先制点をとり試合を優位に進めていくことが勝利への近道であることは間違いなく,攻めざるを得ない状況をつくらせて失点する前に追加点を狙っていきたいですね。

さて,今季の鳥栖は,豊田選手とその周囲の選手が上手く噛み合って,どこからでも得点が狙えるチームへと変貌しつつあることが,いくつかのメディアや試合の解説などで語られています。
本当でしょうか。

ここ数年で,5点以上取った選手を上げてみると,
2013年(昨年)は,豊田選手の20点を筆頭に,池田選手が6点,民友選手が5点。
2012年(J1元年)は,豊田選手が19点,藤田選手が6点,水沼選手が5点。
2011年(昇格決定年)は,豊田選手が23点,早坂選手が10点,池田,民友選手が7点。
2010年は,豊田選手が13点。
2009年以前は,今在籍している選手がわずかということで上げないこととします。
ということは,土台はしっかりと築かれていたということになりそうです。

また,鳥栖はストライカーには困らないという定説もあります。
まずは,現在活躍中の豊田選手(10~13年)をはじめ,藤田祥史選手(07,08年),新居選手(05,06年)と,鳥栖が新体制になってからチームを支えた選手たちです。

ただ,惜しむらくは10点以上を稼いだ選手が2人以上いた年が少ないことです。
最近では,2011年の豊田,早坂選手。
新体制になって鳥栖を勢いづけた2005年の新居選手(17点),鈴木選手(15点)。
J2リーグ参戦後では,2002年の森田選手(14点),ビスコンティー選手(10点)。
この3回です。
今季は4回目のチャンスが訪れる年になるかもしれません。




豊田選手 代表入りならず

2014-05-13 | サガン鳥栖
期待が大きかっただけに,代表から漏れたことは本当に無念です。
にもかかわらず,動画でメッセージを伝えていただくような配慮には感動しました。

でも夢は諦めないでほしいです。
4年後は年齢的に厳しいかもしれません。
しかし,大きな怪我からここまで上り詰めた豊田選手だからこそ,やれることはあるはずです。
遠藤選手も34歳で代表入り。
そして,世界にはそういう選手は少なくありません。
豊田選手にだって可能性はまだ残っています。

モチベーションを維持することはたいへん難しいことだと思いますが,維持してこそ見えてくるものがあります。
おそらく鳥栖サポをはじめ,豊田選手を応援する方の多くは諦めていません。
私もそうです。

横浜戦 2-1

2014-05-11 | サガン鳥栖
名古屋,清水に続いて横浜も下し,苦手としてきた相手からまたもや白星奪取です。
そして,名実共に首位の座に。
広島からの白星は後半戦に期待しましょう。

豊田選手に得点は生まれませんでしたが,民友,池田選手が早々に2得点を奪った時には,4点くらい取れるのではないかとつい欲が出てしまいました。

水沼選手が豪快にシュートを放ちますが惜しくもGKにはじかれ,そこに詰めた民友選手が一歩早く蹴りこんで1点目。
3人がかりでボール奪取してからの攻撃とあと一歩あと1cmを体現するゴールで,鳥栖らしさ満載の先取点でした。

そして間をおかずに得点チャンスが。
安田選手のドンピシャセンタリグに,大外に位置取りしていた池田選手が余裕をもってDFとGKの満真ん中にヘッドで決めて2点目。
安田選手はボールさばきの上手さに加えてフェイントやセンタリングにも長けていて,鳥栖を首位まで押し上げた原動力の一旦を確実に担っています。
そして何よりも,加入1年目にして鳥栖のサッカーに順応していますし,試合終了まで走りきる姿勢が見るものの心を熱させてくれます。
鳥栖至上で最強の左サイドを築いてくれています。

後半は中村選手が入って横浜が反撃開始。
何度も攻め込まれますが,谷口,崔選手が入り守備を固めた鳥栖のゴールを簡単には割らせません。
終盤に中村選手に見事な得点を決められますが,その後を凌ぎ3連勝で首位を堅持できました。

豊田選手は得点よりも鳥栖の勝利を第一に考えて,結果的に守備面でアピール。
ザックケローニ監督が考えるチームの一員となれるかどうか厳しい位置にいるのでしょうが,期待できる戦力として選んでいただきたいものです。

横浜戦に向けて

2014-05-09 | サガン鳥栖
チーム史上初の暫定首位に立ったサガン鳥栖。
World Cup前の2試合で,暫定の言葉が外れた首位固めといきたいところです。

明日は横浜戦ですが,J1リーグ昇格後に初勝利して以来,なかなか勝つことができない相手です。
その上,昨年清水にいた伊藤選手にはハットを決められています。
また,中村,藤田選手など痛い目に合わされた選手が現在活躍していることもあり,得点力が不足しているということがアドバンテージになるわけではありません。

鳥栖は,チーム全体の力でぶつかっていかねばなりません。
豊田選手のコンビとして,前節に得点を決めた早坂選手か,前線からの粘り強い守備で貢献する池田選手か,選択が難しいところです。
どちらの選手が出ても,それぞれの特徴を出せば全く遜色はありません。
横浜に在籍した選手もいて,勝ちに飢えていることもあるでしょう。
そのあたりが,キーポイントになるやもしれませんね。

これまでの経過から考えて,常に拮抗した得点差で勝負がついているだけに,守備で力を発揮したチームに勝利の女神が微笑むことになりそうな予感もあります。
そのチームが鳥栖であることを祈るばかりです。