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感動の1年 そしてJ1昇格

2011-12-12 | サガン鳥栖
今年のサガン鳥栖,振り返ると「夢結束」というスローガンがこれほど見事に結実できるとは,正に夢のようです。
そして,最終戦で大きな感動の渦となりました。

第1の立役者は,やはり尹監督でしょう。
彼が作り上げたチームは,しっかりと戦う集団となって,最後まであきらめない気持ちを,守備面・攻撃面で表現してくれました。
負けてもおかしくない試合をひっくり返したり,ドローに持ち込める力をつけてくれました。
それを体現してくれた選手の結束力,素晴らしかったです。
そして,念願の昇格を果たしてくれたことが何よりも嬉しいプレゼントです。

第2は,新居選手が鳥栖に復帰したこと。
以前の活躍を知る者にとって,彼の存在感は何者にも替え難い力となりました。
練習生扱いだった彼がいつ正式入団するのか,いつピッチに登場するのか,そして,いつゴールを決めてくれるのか,それを待つ時間には期待感しかなかったです。
彼の名前がコールされるだけで,スタンドは一気にボルテージが上がり,決して上手いことを言うわけではありませんが,彼から発せられる言葉には固唾を呑み,裏へと走りんだ彼にパスが出ると何かやってくれるのではというわくわく,ドキドキする感覚が湧き上がったものです。
わずか今年1年の在籍で引退という道を選んだわけですが,鳥栖で引退できて幸せだったという彼の言葉には嘘はなかったでしょうし,ホットラインを築いた尹監督のもとで選手生活の最後を向かえることができたこと,サポの愛情が変わっていなかったことが最終戦のセレモニーでの涙の一因となったことも間違いないでしょう。
両膝の怪我で戦力外となった彼に手を差し伸べた鳥栖とそれを受けいれた彼との間に何らかの絆が存在していたでしょうし,裏ではあの松本育夫氏の働きかけがあったことも容易に想像されます。
選手生活の最後に,鳥栖の新居でいてくれたことに,感謝,感激,感動です。

そして,3つ目。
最も印象深かったのが,熊本サポが示してくれたエールの段幕
コメントに書いてある数々の言葉は,どれも納得することばかり。
あんな粋なことをしてくれるサポがいるチームです。
J1昇格も遠くはないでしょう。
来年の熊本のホームの試合では,鳥栖サポの一団が熊サポ側のがゴール裏にいるかもしれません。
昇格がかかった試合ともなると,鳥栖サポが大挙して押し寄せることも考えられますし,それくらいのことをしてこそ大義の道かと思います。
これもサッカーを通しての大きな絆と言えるでしょう。

そして,ようやく今日,J1昇格が正式決定しました。
ホームタウン人口が最も少ない地域クラブであり,運営面でもJ1各クラブとは大きくかけ離れていることからも,多難な船出ではあると思いますが,それでもJ1でやっていけるという底力を見せ付けてほしいと思います。









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