加入第8弾

金民友（キム・ミヌ）選手が加入です。
韓国の若い世代の代表にも名を連ね，戦ってきた選手です。
日本と同じ教育制度をとっている韓国の，しかも，「韓国の慶応」と呼ばれる名門大学を，おそらく中退？して鳥栖へやってきます。
尹コーチが，韓国のサッカー界でいかに大きな存在感を持たれているかが推察されます。
今年は，MFの加入が多いわけですが，今後FWやDFとして使っていく人材もいるのではないでしょうか。

一方で，ホベルト選手の退団も発表されました。
福岡の選手だったという印象が強いのですが，福岡のサポからたいへん信頼を得ていた選手だったようで，不可解な退団劇の記事の記憶がよみがえります。
鳥栖にやってきてからの活躍は目覚しいものがありました。
ボールを奪うテクニック，精度の高いパスの技術，そして，何と言ってもゲームメークができる素晴らしい選手でした。
また，常に献身的な動きで功守のバランスをとることができる，鳥栖にはいないタイプの選手でした。
残ってほしかったので，とても残念です。
大分にもどるかどうかは分かりませんが，新天地での活躍を期待します。

これで，補強も最後でしょうか。
選手の半数以上が入れ替わる，鳥栖にとっては節目の年。
加入した選手も，J1を目指すに値する補強であり，今日，新生鳥栖としての船出となります。
出て行く選手のメンツを見ては，不安が先に立っていましたが，現時点では素晴らしい補強をしてくれたと思います。
リーグが始まってからの結果が全てですが，期待感は非常に大きいですね。

ただ，甲府，横浜，徳島もJ1を狙うべく戦力を整えました。
降格組からは，柏，千葉は怖い存在です。
他チームも開幕にあわせて，チームを作ってくるはずです。
今年も，J2戦国時代は続くでしょう。