慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

現代人は、子孫に何も残せない先祖?

2023年01月21日 | 宗教
🌸先祖になるということ3

現代、子孫に何も「残せない」、先祖になりにくい時代
 ☆都会の家族は、ご先祖もいないので、資産もない
 *自分の努力でお金を稼がなければならない
 *家も自分で建てなければならない
 ☆団地に暮らす若い夫婦たち
 *お金を貯めて、郊外に分譲住宅を買う
 ☆すべて自分でしなければなりませんが、村社会と違って自由
 *地域とのつながりも、自治会や町内会はありますが
 *しきたりなどはうるさくない、村社会ほど密接ではない
 ☆現代人、都会に出ることによって、自由を得たわけだ
 *制約がないので、自分ですべて決めなければならない
 *よほど自分でしっかりと決められる人以外
 *人生の目的も道筋もはっきりしないものになってしまう
 ☆現代人は、何も子孫に残すものがない
 *「残す」は、誰かがそれを活用する
 *そのおかげをこうむるようなものでなければならない
 ☆昔であれば、田んぼを守って子孫に残すことができた
 *そうなれば、家族は「ご先祖」として祀ってくれた

核家族から「一代家族」ヘ
 ☆この問題は、法律の問題も関わっている
 *戦後、相続の制度が家督相続から均分相続に変わった
 *家督相続であれば、まとまった資産を特定の子孫に残せた
 ☆均分相続になり
 *兄弟などで財産も分けなければならなくなった
 *法的にも、何かを残すことが難しくなってきた
 ☆現代人の多くは仕事から引退し余生は何とか年金で生活できる
 *しかし、何も残せないままに死んでいくと考えぎるをえない

 ☆現代人は、「ご先祖になる」という強い実感を持ちながら
 *死んでいく人生とは、まったく対照的な人生です
 *自分は、死んだら忘れられてしまうだけの存在と考えてしまう

「せめてお墓を」とお墓を買ったとしても
 ☆お墓を守って、自分をご先祖として祀ってくれる人いなければ
 *ひどく虚しいものです
 *永代供養墓という形もありますが
 *身内ではなくお寺が供養してくれることでやはり虚しい
 ☆都市化とそれに伴う「一代家族」により
 *現代人、ご先祖様として祀られるチャンスをなくしてしまった
 ☆孤独死、無縁死も恐ろしいと思うかもしれないが
 *われわれの多くは、その問題に直面せぎるをえない
 ☆何も残せない人生なのだとすれば
 *あえて「残さない」という選択もあるのでは
 *昔は、貴族や武士が晩年に出家するというケースがあった
 *世俗の社会からいったん切れて、 仏の世界に近づく
 *それは、「残さない」という意図的な行為でもありました
 ☆現代では、「出家」や「隠居」ができなくなってきている
 *現代では老人の知恵が必要とされることもあまりない
 *隠居も難しいのであれば、 放浪を選ぶことです
 ☆西行法師は妻子を捨てて出家し「遊行」しました
 ☆松尾芭蕉が西行法師の生き方に憧れ、旅に出て病み
 *「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」句を残して亡くなりました
                        (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死に方の思想』




現代人は、子孫に何も残せない先祖
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 膀胱がんの治療2 | トップ | 23年の世界経済の行方 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宗教」カテゴリの最新記事