家のなかの不思議
☆家の火を絶やしてはいけない~昔話「大歳の火」1
*不浄の死体が黄金になる
☆穢れの逆転~昔話「大歳の火」2
*穢れが逆転してカミになる
☆大晦日に夜更かしをする習慣
*眠ってしまうと白髪になって皺が増える
家の火を絶やしてはいけない~昔話「大歳の火」1
☆昔、大晦日の晩には火を絶やしてはいけないといわれていた
☆「大歳の火」という興味深い昔話
*火の番をお嫁さんがしていたが、途中寝てしまい火が消えしまった
*火がなくなると、明日のお正月が台無しになってしまう
*お嫁さんは村内で火を借りようと動き回る
*死体を焼いていた火を借りたが、火を借りるには条件があった
(焼いてない一体の遺体の棺桶もいっしょに持っていくこと)
*お嫁さんは、火を借り棺桶を持って帰る
*お嫁さんは棺桶を土間に置き、急いで囲炉裏の火をつけた
☆お嫁さんが持ち込んだ棺桶を主人に見つけられてしまった
*お嫁さんは覚悟を決めて棺桶を開けると、大判小判がざくざく出てきた
穢れの逆転~昔話「大歳の火」2
☆「大歳の火」昔話から、二つのことが読み取れる
☆代替わりが行なわれたということ
*火は女性が取り仕切る家事を象徴している
*家の火を守る役割が、お姑さんからお嫁さんへと替わる
*世代交替が示されている
☆穢れが逆転してカミになる
*お嫁さんが持ち帰ってきた火は死体を焼くための火
*その新しい火が家に灯されたこと
*古い火(死体)が完全に浄化されたことになる
☆持ってきた棺桶のなかの死体
*家事を取り仕切る役割を終えたお姑さんを象徴している
*棺桶の死体は、家に新しい火がつけられ浄化され、黄金に変わった
☆死体が黄金になる、穢れがカミになるという逆転構造
大晦日に夜更かしをする習慣
☆大晦日は、1年の境目で、夜更かしをするのは、火を継ぐため
☆年は変わりますが、すべてを次の年へ引き継がなければならない
☆火は根源的にそのことを象徴している
☆家の火を絶やすこと
*家が絶えることを意味しており、大変不吉なこと
*そのために大晦日には、火の番をしなければならない
☆眠りは、いつたん通常の生の世界から離れるということ
*一時死ぬわけで、眠ることと死ぬことは近い関係です
*人が亡くなったことを「永眠された」という表現がある
☆大晦日の夜も眠ってしまうと白髪になる等の話がある
*眠ってしまうと老化する=死に近づくという意味です
☆大晦日に夜更かしをする、
*一年と一年の境目のような不安定な時間帯
*不吉なものを家に入れないための対処方法です
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『なるほど!民俗学』
家のなかの不思議4(大晦日、火を絶やさない)
(『なるほど!民俗学』記事より画像引用)
☆家の火を絶やしてはいけない~昔話「大歳の火」1
*不浄の死体が黄金になる
☆穢れの逆転~昔話「大歳の火」2
*穢れが逆転してカミになる
☆大晦日に夜更かしをする習慣
*眠ってしまうと白髪になって皺が増える
家の火を絶やしてはいけない~昔話「大歳の火」1
☆昔、大晦日の晩には火を絶やしてはいけないといわれていた
☆「大歳の火」という興味深い昔話
*火の番をお嫁さんがしていたが、途中寝てしまい火が消えしまった
*火がなくなると、明日のお正月が台無しになってしまう
*お嫁さんは村内で火を借りようと動き回る
*死体を焼いていた火を借りたが、火を借りるには条件があった
(焼いてない一体の遺体の棺桶もいっしょに持っていくこと)
*お嫁さんは、火を借り棺桶を持って帰る
*お嫁さんは棺桶を土間に置き、急いで囲炉裏の火をつけた
☆お嫁さんが持ち込んだ棺桶を主人に見つけられてしまった
*お嫁さんは覚悟を決めて棺桶を開けると、大判小判がざくざく出てきた
穢れの逆転~昔話「大歳の火」2
☆「大歳の火」昔話から、二つのことが読み取れる
☆代替わりが行なわれたということ
*火は女性が取り仕切る家事を象徴している
*家の火を守る役割が、お姑さんからお嫁さんへと替わる
*世代交替が示されている
☆穢れが逆転してカミになる
*お嫁さんが持ち帰ってきた火は死体を焼くための火
*その新しい火が家に灯されたこと
*古い火(死体)が完全に浄化されたことになる
☆持ってきた棺桶のなかの死体
*家事を取り仕切る役割を終えたお姑さんを象徴している
*棺桶の死体は、家に新しい火がつけられ浄化され、黄金に変わった
☆死体が黄金になる、穢れがカミになるという逆転構造
大晦日に夜更かしをする習慣
☆大晦日は、1年の境目で、夜更かしをするのは、火を継ぐため
☆年は変わりますが、すべてを次の年へ引き継がなければならない
☆火は根源的にそのことを象徴している
☆家の火を絶やすこと
*家が絶えることを意味しており、大変不吉なこと
*そのために大晦日には、火の番をしなければならない
☆眠りは、いつたん通常の生の世界から離れるということ
*一時死ぬわけで、眠ることと死ぬことは近い関係です
*人が亡くなったことを「永眠された」という表現がある
☆大晦日の夜も眠ってしまうと白髪になる等の話がある
*眠ってしまうと老化する=死に近づくという意味です
☆大晦日に夜更かしをする、
*一年と一年の境目のような不安定な時間帯
*不吉なものを家に入れないための対処方法です
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『なるほど!民俗学』
家のなかの不思議4(大晦日、火を絶やさない)
(『なるほど!民俗学』記事より画像引用)
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